しごとばなし

仕事でローカライズってのにずっと関わってきてるのですが、
この業界の仕事も今、中国に流れていく傾向があります。
中国に発注をしても失敗が多いけど値段は日本の10分の1。
値段に負けて、失注することが増えてきた昨今。
今はまだ、失敗が多いから、と敬遠するお客様たちが多いけれど、うかうかしてはいられない。

主な仕事は中国で安くあげて、チェックだけ日本でやって、クオリティを上げて、それをフィードバックして、育てていったら、3年後くらいには脅威になる。

そうなると、中国と同じ値段でできないと勝負できないようになっていく。
グローバル化」の波が押し寄せてくるのを、3年前からヒシヒシと感じてたけど、最近、より強く感じるようになった。
世界中どこでも同じ作業は同じ料金で、なんて、人件費が違うんだから何を馬鹿なことを。。と思ったものだけど、流れは止まらない。日本が空洞化していくような気がする。

でも、そうなったら、日本は農業国に戻ったらいいんじゃ?
なんて、思っている私もいたりする。

中国の脅威があろうがなかろうが、ローカライズっていう仕事自体、ITの成長で10年後にはなくなると言われてもいるから、いずれにしても同じことをしていたら、仕事が無くなる日がくるから何か策を立てて動いていかなきゃ。そういうことよ。