13 親戚たちと(その1)

「お嫁さまへの道」 第13話。
やっと今年に入ります。でも、まだ出会ってから1ヶ月経ってないですよ。

かれこれ10年くらい「早く結婚しなさい」プレッシャーに耐えてきた私にとって、2012年のお正月は非常に穏やかなものになりました。正式ではないにしても、結婚に向かって動いているという事実がありましたので、うるさいことは言われなかったです。

元日は父方の親戚が来るのですが、まだ口約束の状態でしたので私から特に報告はしなかったです。とはいえ、私の両親から話があったようでした。

それでも父方の親戚たちは時期が時期ゆえに、まだ気遣ってか、なーんにも言ってこなかったですね。叔母は、いろいろと聞きたくてたまらなかったでしょうに。

その日は父方の親戚たちにダンナ氏のことについて私から語ることはなかったです。
私自身も意思確認はしたけど、拘束力を持つものではないし、まだなんとも言い難い状況だしなぁ、と思っておりました。

なにぶん「聞いて聞いて!」な状況ではなかったのは確かです。