立ち位置

春コンから2週間過ぎた。早いような短いような。
で、まだ5月が終わらない間に入梅台風2号の到来。
そんな中、春コン反省会に出席。
当初、欠席の予定でしたが、1時間程度なら出席できることに気づき、アンケートも読みたいしな、ということで行ってきました。レインコートとレインシューズを買わなきゃ、と思う雨模様で欠席のままにしとけば良かったかなーって思ったり。

アンケートに目を通してみたら、全体的に良い感想が多かったですね。
印象に残った曲も適度にばらついていましたし。
More Than A Dreamについては、見事に同志社関係者ばっかりだった(爆)
あ、一人だけ違う人がいたんだった。でも、意図は通じたというか達成されたのか、な?

来場者から直接聞いてたけど、今回はちょっとPAが残念だったようですね。(こればっかりはステージにいてると分からない。)ハモソのPA問題は、今に始まったことではないから仕方ない面があるのかも。

反省会は、やんごとなき事情につき、1時間で失礼したのですが、個人的に今年は、最初からフルスロットルで練習しないといけないような感じで大変だったなぁ、という印象があります。
OBバンドの集中力で今年もなんとか仕上がりましたけどね。
人数が少なかろうが、1~2月に月1回でも集まって、助走期間みたいなのがあっても良かったんじゃないかな、と。
指揮者は(って、少なくとも私は)練習があったら、その日までにいくばくかは何か作って持って行こうとしますし。皆の音を聴かないと作り上げることができないタイプというのもあるので。。

あとは、ボチボチと自分の立ち位置みたいなのを考えてました。
自分の母校ではない場所で、プレイヤーだけでなく指揮者としても参加させてもらっている訳ですが、この4年一貫して、DUのOB&OGが私の曲を聴いた時に「あ、DUらしいな」と思ってもらえるように、曲選びもアレンジもしてきたつもりであります。
最初の年は、他校で「同志社らしさ」をやるってどうよ、と、
悩んだ部分がかなりあったのですが、私ができることって、そうなってしまうような気がします。
無理に、というのでもなく、あの時代、あの空間で4年間ハモソに在籍して染みこんでいるものを表現するとそうなってしまう、という感じかな。多分、来年以降も春コンに参加する時は、そういうスタンスでずっとやっていくんだろうと思います。
現役がいないDUにとって、DUらしさを追うって、もはや架空の話というかすんごく後ろ向きな印象なんですけど。
ただ、時代の移り変わりと共に多少変わっていったとはいえ、根本には確固たるDUの文化があって、私たちはそれを受け継いできたと思うので、それを受け渡す場が今はないけど、でも、維持していたい、みたいな。

当初、春コンに参加を決めた時の思いを振り返ると、母屋がないというのは、なかなか、いや、想像以上に厳しいことなのだと思い知らされたし、今もそう思うし、でも、だからこそ、このままで良いのかな、とか、いろいろ考えます。これは一人ではどうしようもないことなので。それにしても4年、か。
バトンを持ったまま、走っても走っても、次にこのバトンを受け取ってくれる人
が出てこないリレーをやっているような気持ちですが、よくやってきたなぁ。
本当に無我夢中で、毎年途中でマジ泣きしながらも、いろんな人たちに助けていただき、いろんな人たちの思いに支えていただいてやってきました。
本当にありがとうございます。

今年終わったばっかりで、正直、来年のことはまだ考えられないし、どうなるか分からないですが、「いろんな人のハモソに対する思い」というバトンだけは投げ出さないで持ち続けていくつもりです。