道修町のキラキラ

 先週のいつだったか、会社帰りに駅からブラブラと歩いていたら、道に何やら見慣れぬ鳥居のような屋根ができているのを見つけ
「あれ、前からあったっけ???」
と思っていたら、同じ通りにいくつも同じものが建っているのを見つけて、更に「???」となっていました。

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ふと、そこは道修町で、11月22日、23日と少彦名神社でお祭りがあったなぁ、と思い出した。
また数日後、屋根の下には提灯がぶら下がり、道には
季節外れの七夕?
みたいな飾りが辻々にたっていた。

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道修町は、薬の町で昔から有名ですが、今も実際に製薬系の会社が非常に多いです。
辻々に、切り出した1本の大きな竹に張り子の虎や吹き流し、自社製品の箱なんかが飾られている様子は、こんな風に書くと怒られそうだけど、季節外れの七夕飾りみたいで面白かった。

  金曜日の晩、会社の歓送迎会の帰り、気持ちよく酔っぱらった状態で、ふ~らふ~らと歩いていると、道修町の筋がずーっと提灯の明かりと笹にぶら下がってる飾りがキラキラと光ってました。
いつもは道修町は暗いから夜は避けるのだけど、今晩は良いか、と、道修町のキラキラを楽しみながら帰ってきたのでした。

神農祭の当日は、御堂筋と堺筋の間の道修町には屋台が並んでいて、すっかりお祭りの風情にかなりビックリ 少彦名神社で張り子の虎をもらう行列もすーっごく長くて。
へぇ、こんなに賑わうお祭りだったのかと。

明けて火曜日の朝は、まだお祭りの余韻が残っていましたが、
夜になると飾りも提灯もぜーんぶ片付けられて何もなく、
いつもの道修町に戻っておりました。

今の場所に引っ越してくるまで、道修町は知ってたけど、「どしょうまち」って読むのは知らなかったワタクシであります。大阪市全体は知らないけど、船場界隈に限って言えば、「町」は「ちょう」じゃなくて「まち」って読むんですよ。
これも、船場近くで育った父に教えてもらうまで気づかなかったのですが。
確かに「ふしみまち」「どしょうまち」「ひらのまち」「あわじまち」「かわらまち」、、「ほんまち」もそうですよね。

ま、「ちなみに」なネタでありました。