エラゴン

新年の第1本目は、ナビオTOHOプレックスで
エラゴン 遺志を継ぐ者」を見ました。

本当は別の映画を見たかったのですが、時間の都合、これになってしまいました。自腹映画ではなくて、おごり映画だから良いけど。

ハリー・ポッター」も「ロード・オブ・ザ・リング」も興味がなくて本も映画も見たことなかったので、楽しめるかいなぁ、と思っておりました。全く見る予定がなかったので、映画の情報を頭に入れておらず、本当に真っ白な状態で楽しめました。

独裁政治に苦しんでいるアラゲイシア帝国に住んでいる農夫の息子のエラゴンが森の中でドラゴンの卵を発見し、孵ったドラゴンを育て、自分が伝説の種族“ドラゴンライダー”であり、帝国の窮地を救う選ばれし人間だと知り、いろんな失敗をしながら成長しつつ、戦っていくという冒険ドラマです。
エラゴンは、17歳と若いがゆえに思慮なく無謀になんでも突っ込んでいくあたりが危なっかしいなぁって感じなんですけど、そんな時は、しっかり失敗して痛みを知りながら成長していく辺りが良かったですね。ドラゴンも生まれた時は愛くるしくて、成長してからの美しさも見事でした。ドラゴンだからオスかと思ってたけどメスなんです。
思慮深くて、とても素敵な声で話すドラゴンでした。
何かあると「私のことは気にしないで」ってすぐ言うの。
まぁ、ファンタジー映画だし、と思っていたのですけど、最後の方は結構、手に汗を握る展開でした。このあたりはネタばれするのでやめます。
原作を読んでないから良かったのですけど、じゃっかん話の展開が早すぎだなぁ、
かなりはしょってるよな、きっと、な部分はありましたね。
子ども向けで、イギリス英語だったせいか、英語の発音も比較的聞き取りやすかったですよ。

この作品を書いた時、作者は17歳だったというのがスゴイですね。
映画のラストが明らかに次があることを予測させる終わり方だったので、続編があるのか?と思っていたら、三部作あるそうで、しかも第三部は現在執筆中なんだとか。でも、未完成の第三部まで映画の版権がすでに獲得済みってのがまたスゴイ。第一部を見てしまったので、続編もきっと見に行ってしまいそうです。