ROLLY Glory Rolly 2008

 3月29日に青山円形劇場にて「ROLLY Glory Rolly 2008 FINAL」を観て参りましたので、その時のレポをアップします。

今年に入ってなんと初めてのライブですよ。
去年は1ヶ月に1回はライブに行ってたから、せっせとライブ・レポを書いてたんで、めっさ久しぶり。12月の「筋少VSすかんち」以来ですね。

今回は、最初にプログラムも配られて進むコンサートのため、まったりとリラックスして鑑賞していたのでレポもあっさり目です。(私にしては、かな? 前回が長すぎるんですね。)

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全体的な感想としては、ROLLYは歌がホンマにうまいなぁ〜
っていうのと、芸達者やなぁ〜ってところでしょうか。
それから、一つ「シアトリカル」という言葉を知りました。
英語で書くと"theatrical"
芝居がかった、芝居じみた、大げさな、といった意味です。
17歳ですかんちのワンマンを初めて見た時
「芝居めいていておもしろかった」
という感想を書いているのですが、それは狙いだったのですね。
素晴らしいROLLY劇場でした。

円形劇場なのでお客さんはステージの周りをぐるりと囲んでおります。
真ん中に円形のステージがあって、バンドのメンバーもステージをぐるりと囲むように
ステージの下にいます。今回はパーカッションの楠さんを後ろから見る感じ。
右斜めに目を移すと、ベースのクリス・シルバースタインさん。

今回のステージは十字に通路が作ってあって、そのラインが私の
座席の隣の通路につながっていたので、
もしかしてこの通路を使ってROLLYがステージに出入りするの?ってドキドキ♡
でも、バンドのメンバーが別のところから出てきたので、違うのか。。
と思っていたら、曲が始まると私の背後からライトがあたってドアが開き、、ROLLY登場!!!
歌いながら私のすぐ隣を通ってステージへ。
大きなサングラスをかけて、革のジャケットを着てなんとなくエトランゼみたい。

3公演目でやっと慣れてきたって言ってました。
一部の目玉は、「映画音楽メドレー」
屋根の上のヴァイオリン弾きピンクパンサースターウォーズ、007などなど、有名な映画音楽に歌詞をつけて歌っちゃうのですが、嘉門さんの替え歌とどう違うねんろ、と思ったりしちゃう。。
スターウォーズの時、クリス・シルバースタインさんが、スターウォーズのグッズを持って演奏してたのがお茶目でした。

犬派?猫派?それともハムスター派?
なんて言って歌い出した「シャボン玉に乗った犬」
「Memories Of You」は、なかなかシュールでした。
今時、携帯電話を持っていなくて、ホテル109でのデートの待ち合わせに大遅刻してきた男の人の物語。彼女の怒りを解いて笑わせたいと、ズラであることを告白しちゃうんですねー。
一部の最後は「Minnie The Moocher」おなじみのナンバーらしい。
確か前回もやってましたね。帽子とステッキを持って、かけ声をかけてるROLLYがステキでした。それにしても、毎回「デブデブデブ・・」ってところはクリス・シルバースタインさんをステッキで指すのはどうかと。そういえば紹介の時も、「死んだ鶏を唐揚げにしたものを売っているお店の前に立っている男性ではなくて。。」ってwww


15分ほど休憩があって、後半はROLLYの弾き語りでスタート。
卍の曲も一つやってくれました。
弾き語りでやると、雰囲気が全然違う。
卍だと、ソリッドでゴリゴリな感じがするから。
「主婦のブルース」も良かったですね。
ROLLYファンになってしまうおばさんの歌。

ウクレレを取り出して弾き始めるのだけど、ネタじゃなく、すぐにチューニングが狂ってしまう。
何度も何度もチューニングをやり直すのだけど、ネジが緩いのかすぐにおかしくなっちゃって、ROLLYもどうしようかと思案しつつ1曲なんとかもたせる!と、
「It's Been A Long, Long Time」
でも、後半はやっぱり狂ってしまいましたね。
曲の途中でチューニングをしようとするのだけど、はさめずお手上げ!ってな具合で最後まで。

「In The Mood」
とっても有名なスタンダードですが、
♪いつまでやるのか ドラえもん
いつまでやるのかROLLY
って替え歌チックに歌ってはりました。

Tiger Rag」
ROLLYも中西さんも、早弾き、早弾き、早弾き、な、なんどなく徒競走チックなんですけど、「技巧」って言葉が頭の中を駆けめぐっておりました。

「仮面の接吻」
おなじみ、すかんちの曲です。
クマのぬいぐるみが小道具で使われるのですが、途中で床にたたきつけてお腹を引き裂いて中に入ってる詰め物の白い羽根がブワっと舞い上がり。。
という、ちょっとグロイ感じの演出。
でも私、こういったダークサイドの曲が、かなり好きです。

本編ラストは「Amapola」
これもROLLY Glory Rollyではおなじみになった曲ということで。

アンコールは、「恋のマジックポーション
2006年もアンコールでやってたのですが、中西さんの手にかかるとすかんちとは全然別ものみたい。おしゃれで軽快な感じ。

今回でROLLY Glory RollyはFINALだったのですけど、実は来年3月のお彼岸の頃の、再び青山円形劇場でやることが決まっていることを告知し、
「今回はFINALってことで、最後はしんみりと終わりにしましょう」と最後の最後は、すかんちのナンバーで「時間の言葉」
これも壮大な曲ですね。すかんち、弾き語り、ROLLY Glory Rollyと、3パターン聴きましたけど、どの時も、この曲はスケールがデカイといつも思います。1曲で堪能できますね。
とっても満足したステージでした。

今回は、ROLLYがステージと楽屋を行き来するたびに、私のすぐ隣を通っていったのですが、ROLLYが通るとROLLYがつけている香水がふわりと漂って、かなり感激しておりました。お香っぽい、何て香水なんだろう。。

次回は、7月に心斎橋クアトロでやる卍のライブでROLLYを観る予定。
ゴリゴリのRock ROLLYを楽しみにしてます。