SONGS

普段テレビを見ない私が、珍しく帰宅してから、ポチッとテレビのスイッチをつけて、チャンネルをかちゃかちゃさせていたら、NHKのSONGSでウルフルズの東京では休止前ラストとなるフリーライブの模様が放映されているのを見つけしばし見入ってしまった。

むちゃくちゃファンって訳ではないけど、ウルフルズは良い言霊で満ちた歌が多いし、しかも関西弁の歌詞だったり、好きで何枚もアルバムは持ってるから活動休止のニュースは、なんとなく淋しい。
でも、「解散」じゃなくて「休止」というのがミソですね。
また4人で音を出したいと思った時のために。。みたいなことをメンバーも言ってましたしね。

番組では、東京のフリーライブから「ガッツだぜ!!」
「バンザイ~好きでよかった~」「ええねん」が放映されて、
私の中で思い入れの強い曲ばっかりだったので、しみじみしてしまった。
どれもこれも、元気をもらうものばっかり。
番組では、若かりし頃の映像も流れて、わか~い!って思ったけど、みんな、今の方が良い顔してるというか、味が深くなった感じする。
最後は、トータスのソロ曲で締めくくっていたけど、バンドであろうとソロであろうと、これからも良い曲を作って聴かせてくれたらそれでええねん、と思ったのでありました。

ここから先は余談。

メジャー・デビューしてからはライブを見たことないけど、彼らがまだ大阪のアマチュア・バンドだった頃に一度遭遇したことがある。
高校生だった私は、あまり良い印象を持たなかったようで、その日の日記に「おもしろくなかった」と書いていた。
ウルフルズを評価しなおしたのは、そこから6年ほど過ぎて、「大阪ストラット」が出た頃かなぁ。

大学を卒業した後、日本に帰ってくる時を決めずに留学でアメリカに渡った時、何を考えていたのか分からないけど、数多あるCDから、たったの2枚しか持って行きませんでした。多分、1枚というのは切なすぎると思ったのかな?
その2枚のうちの1枚が、ウルフルズの「バンザイ」だったのです。
(ちなみにもう1枚は、大江千里の「APOLLO」)
CDが2枚で後はカセットテープとかMDで、なんてオチもなく、音楽に関しては本気でこの2点しか持ち出さなかったです。
アメリカ生活を始めて不安でいっぱいだった時期に、毎日のように聴いたので(だって2枚しか持ってないからね~)「バンザイ」を聴くと、今でも当時の学生寮の部屋とか語学学校時代を思い出してしまう。
それにしても、あの時の選抜条件って何だったんだろう。。