「TOMMY」@シアター・ドラマシティ

ロックオペラ TOMMY」の大阪公演も無事に千秋楽を迎えたようです。
私は大阪二日目の公演をシアター・ドラマシティまで見に行ってきました。
同じ建物の上の劇場が「ウィーン版 エリザベート」公演中の為、間違って並んじゃう人がいて、「エリザベートは上の階です」ってアナウンスが何度も流れてました。

「TOMMY」は、The Whoのロック・オペラなんですけど、私、The Whoって意識して聴いたことがなかったから、大丈夫かなぁって思ってました。
ROLLYが出演しなけりゃ見に行ってなかったですもの。

ストーリーは、思いっきりおおざっぱに紹介すると、
見えない、聞こえない、話せないという三重苦の少年が、知覚を奪った子ども時代のトラウマを乗り越えてピンボールの魔術師になり、教祖になり、最後には人が離れていくという、なんともぶっ飛んだストーリー。
戦争があったり、フラワー・ムーブメントがあったり、時代背景も含めいろんなものがてんこ盛り。
最初はストーリーについてけないよーって思ってしまいました。
体調があんまり芳しくなかったってものあってねぇ。。

バックではちゃんとバンドが演奏してましたので迫力ありました。
いじわるなイトコのケヴィンやピンボール・キング、教祖を演じてたROLLYがサイコーに素敵
やっぱりROLLYは、私の心の王子です

カーテンコールでバックのギターに合わせてエアギターをしているROLLYが、ホント、ため息でるほどカッコ良かった。役柄でギターを持って弾くシーンもあるけど、実際には演奏をしていないので、やっぱりちゃんとギターを弾いてるROLLYも見たいわぁ
なーんて思っていたら、カーテンコールでライブがありました!
ROLLYが颯爽とギター持って登場しまして「Summer Time Blues」
みんな、サイコーに格好良かったです。

あ、ROLLYのことしか書かなかったけど、主演の中川晃教ももちろん良かったですよ。

ストーリーに関しては、TOMMY少年は「見えない、聞こえない、話せない」けど、それ以外の感覚はきちんとある。
「See me, Feel me」の歌の世界観が気に入りました。
「TOMMY」はいろんな要素がいっぱい詰まっているので、人によって観点がとても変わってくるロック・オペラだと思います。
万人にうけるかっていうと、うーむ・・・なのですが。