with Eの仲間たちと

先日、久しぶりにアメリカの大学時代の友人たちと会った。
私が3年次編入した時に1年生で入学してきた子たちなので、
皆そろって私よりも5歳年下だ。
あの年はなぜか日本人留学生が多く編入学したのだけど、私はFreshwomenの
彼女たちと仲良しで、実年齢が30歳過ぎなのに未だに自分の意識の中にある
年齢が20代後半なのは彼女たちと一緒に過ごしたせいかもしれないと思ってる。
皆、忙しい中をぬって私に会いに出てきてくれた。
気づくとアメリカ時代の友人たちは皆、東京近辺にいて私だけが大阪だった。
別れてしまった彼氏との出会いもアメリカだったのだけど、やはり東京に
おりますしね。

私が今の会社に入る前に英語を使う仕事をしたいと転職活動をしていた時、
彼氏が東京に引っ越していったのだけど、それを知った友人が、
「Emmeryさんも東京に来なよ。英語を使う仕事は東京の方がいっぱいあるよ」
と誘ってくれたのだった。あれから3年が過ぎた。

久しぶりに皆で会って食事をしていたら、久しく会ってないなんて思えなかった。
皆で顔を合わせて食事をしていたら、同じ寮に住んで毎日朝、昼、晩と三食一緒
に食べてた時にタイムスリップしちゃう、なんて笑いあった。

学生時代の話をあれこれしていたら、皆それぞれ、いつかは大学院に行きたい
と思っていることが発覚した。アメリカで学生経験すると、反吐がでるほど
勉強して、もう勉強はしたくないと思って卒業するけど、ほとぼりが冷めると
また学校に戻って死ぬほど勉強したくなるものらしい。
大学院もアメリカと決めた訳じゃないけど、GREやGMATの話をしたりして、
大学と違って大学院留学はハードルが高いから数年かけて準備しないといけない
から、行きたいならそろそろ足固めからしなきゃ、皆でまた情報交換しようね
なんて言い合ったり。話している内容が学生時代とそんなに変わらないものだ。

別れ際に友人が、
「ねぇ、そのうちに(生活や仕事の場として)東京にくるでしょ?」
と、さも私が大阪にいるのは不自然だとばかりに言った。
そのあまりの屈託の無さに思わず目を白黒させてしまった私。
「うーん。。まぁ、彼氏について東京に来ることはしなかったけど、
今後は。。東京に来ることもあるかもしれへんわなぁ。。。」
と、何とも歯切れの悪い返事をしてしまった。
アメリカ時代の友人たちが見事に皆、東京近郊にいたり、引っ越したりしたもの
だから、私が一人関西にいるってのも、何か不自然みたいではあるのだけどね。

アメリカ時代の仲間たちは、私の下の名前を最後のEもつけて呼んでくれる。
ずっとwithout Eで呼ばれてきたから、アメリカ時代は意図的に、with Eで
呼んでもらうようにしてきたのだった。
自分の名前に変わりないけど、with Eで呼んでもらうとあの時代を思い出すと
いうか、なんとなく日常とは違うような、そんな気がしたんだった。