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YOYOCHU

映画

タイトルを見て、思わずクリックしてしまった男性が多いかも?
YOYOCHUとは、もちろん、AV監督の代々木忠

十三にある第七藝術劇場「YOYOCHU SEXと代々木忠の世界」を鑑賞。
いたって真面目なドキュメンタリー映画なんですが、いかんせん、題材がAV監督の代々木忠です。
七藝に変な人が来るとはあんまり思わないけど、それでも一人で観に行くのにかなり躊躇しておりました。
そこに女性限定上映&トークショーがあると知って、それなら安心!
と、ちょっとヘロヘロではあったのですが、行ってきました。

七藝は、100人弱のハコなんですが、まさかいっぱいにならんだろう、と思いつつ行ったのですが、補助席が出るほどでした。
映画館いっぱいに老いも若きも女性しかいないってのは、なんか不思議だった。
私は少し時間を持て余し気味に行ったので、余裕だったのですが。
時間つぶしをして戻ってきたら、エレベーターに乗り合わせた人の会話が「??」な感じで、もしかしてもしかして、トークショーの出演者??なんて思っていたら、上映後、その「もしかして」でありました。

映画は、代々木監督はもちろんのこと、周囲の人たちのインタビューに監督のAV作品などが盛り込まれ、監督の生い立ちと共に、アダルトビデオの歴史みたいなのも知ることができます。
確かに、アダルトビデオのシーンは出てくるけど、全体的に非常に真面目。
ナレーションが田口トモロヲですので、18禁の「プロジェクトX」みたいな感じ。
なんで、ニタニタできるような内容ではありませんが、題材が題材ですから、女子には敷居が高いっていうか、映画館にいる周りの男性の視線や反応がやっぱり怖いというか、不安になるよね。

私は、ぶっちゃけ、AV見ます。今使ってるPCにも何作品か入ってます。
それより前に、知る人ぞ知るって感じではありますが、セクシャリティについて研究、活動してきた過去もあり、(今の会社に入って忙しくなりすぎて距離を置く結果となっていますが。)いろんな思いを抱きながら見ていました。
だから代々木監督が真摯にセックスについて向き合っている姿は、見ていて救われる気持ちでいました。良いシーンしか使ってないのは分かってるけど、女優さんが心から解放されて流す涙に、ジーンとしたり。

私のPCに、かれこれ5年ほど前に、どこで読んだのか忘れたけど、
印象に残ったのでコピペして保存してある文章がある。

代々木はセックスを指すのに「まぐわい」という言葉を好む。
「まぐわい」は漢字では「目交い」と書く。
文字通り相手の目を見つめあい溶け合うことが「まぐわい」だ。
「セックス」や「エッチ」という言葉にはこの深みはない。

今回、このテキストを探し出した時、代々木監督のことだったと分かり驚いた。
ずっとこの「まぐわい」という言葉が頭のどこかで残っていたのだけど、
この映画を見て、その「まぐわい」の意味を見て取れた気がする。
「心まで裸になれ!」と、真剣勝負な姿。
多分、心までお互い裸になってセックスしてる人って、今の時代、そんなにいないんじゃないかと思う。
性は、生であり、尊厳でもあるのだけど、タブー視されて、セックスについてきちんと語る機会を持てる人って少ないんじゃないかな。

私自身は、アメリカの大学時代、ポルノグラフィをテーマにペーパーを書いたこともあり、ポルノグラフィだ、エロティカだ、セックス・ファンタジーだ、
などなど、などなどやっているうち、どうでも良くなった(あれ?)経緯があり、アダルトビデオについても、肯定もしないけど否定もしない。
10年以上、勉強だけじゃなくて活動してきたこともあり、こういうことを書き出すとカミングアウトしなあかんこととかいろいろあって、このエントリに収まらなくなるので止めますが。

しょーもない?感想としては、アダルトビデオの歴史もたどっているので、時代を感じさせる衣装とか、AV女優さんは息の長い人はいないけど、男優さんは今も活躍しておられる方が多くて、加藤鷹さんとか「うっわー、若い!」って思わず口に出したりなんかして。南智子さんの髪型とか、もろにバブル期だし。
あの頃24歳やったんか、、とビックリ。南さんのインタビュー風景で、何気なく積んである本に「男を抱くということ」があったのがツボでした。読んだなぁ、あれ。もう10年前の本ですか。

私が映画についてあれこれ語るより、(十分語ってるか)男女問わず、多くの方に見ていただきたい、と思いました。
映画館へ観に行くのは、ハードルが高い、と言う方は、ネットでも同時に配信されてます。4月28日まで1260円で見ることができますよ。

上映の後は、花房観音さんと元AV女優の桜一菜さんのトークショー。
出てこられた時、「あ、エレベーターで乗り合わせた人たち。。」と思いますた。
トークショーの内容は、内緒です。女子会トーク、とっても楽しかった。
多分、男の人が聞いたら絶句しちゃうこともあり。
でも、女子にとっては共通、みたいな。
お二方とも、この日のことは、それぞれブログに書かれてます。

花房観音さん

桜一菜さん

いろいろ、本当にここで書き尽くせない、いろんないろんな思いが駆けめぐり、今も駆けめぐっています。そろそろ元いた場所に戻る時期だ、という認識にいたから余計、かな。

七藝では、今週はこのドキュメンタリーの後、「YOYOCHU祭り」で代々木監督作品が一日一作品上映されます。
一緒に見たら安くなるらしい。
でも、さすがにそれは一人じゃ行けないな~
これも、ネットで見ることできるんですよ。
18禁のサイトなんでリンクは貼りませんが。
ストリーミングだから1作品300円とお安くお手軽です。
代々木監督の作品は、ちゃんと見たことなかったから、思わずポチして見てしまいましたとさ。何を見たかは、これまた内緒。
当ててくれても良いけど、当たっても何も出ません。というオチで。