17歳、初めての「すかんち」

高校生の頃につけていた日記から、初めて「すかんち」を観た日の
レポをご紹介。

すかんち」に出会ったのは、彼らがメジャー・デビューが決まってはいたけど、
まだしてない時期の頃です。
NHK-FMで土曜日の午後にやってた関西ローカルの音楽番組で、関西で頑張ってる
インディーズ・バンドを紹介するコーナーで知ったのです。
確か1ヶ月間、計4回くらい特集されていたと記憶しています。
毎回1曲流れて、ローリー寺西(当時はそういう名前だった)がゲストで
しゃべっていて、「Mr.Rock'n Roller」が流れた日に、ROLLYがその曲について
語った内容に、いたく感激した覚えがあります。

私は高校2年生で、当時はバンド・ブーム真っ盛りの時期で、
「ライブ○連発」のイベントがよくあり、「ライブ11連発」なる
イベントに、すかんちが出演することを知って、これは一度
本物を観に行ってみようと、チケットを買って行ったのでした。
(11組も見ることができるのに、たったの1,000円という格安が
懐が寒い高校生にはよかったですね。)
やっぱり一人で観に行ってますね。

このイベントは、東京と大阪のインディーズ・バンドが5組ずつ
交互に登場して演奏し、真ん中でThe Street Slidersのハリーと蘭丸の
ユニット「JOY POP」が入って11組だったと思います。
大阪厚生年金の大ホールで、大半の客が「JOY POP」目当てで、
「JOY POP」が終わったら、大半が帰ってしまったという、ある意味、
お寒い状況のライブで、「すかんち」はそのイベントの大トリでした。
すかんち」といえば、ローリー寺西しか知らなかったので、
ライブで初めて他のメンバーを目にし、Shima-changのかわゆさと
そのベースの格好よさに惚れてしまったのでした。

イベントのレポは延々と書いているのですが、「すかんち」の部分だけを
今回はご紹介。青い字は、追記です。


LIVE 11連発!年末版!
1989年12月26日 大阪年金会館大ホール


私は始まるやいなや移動しながら13列目まで行った。
(もう、ガラガラで警備員も文句言わなかったのだ。)
ホントはBass Sideの2列目くらいを狙ってんけど、
13列で隣の人見たら結構nice guyやったもんだから、
つい、そこで留まってしまった。
ローリー寺西さんは、あのスーツ(どのスーツなんだ?)
羽根のマフラー(マラボーの間違いでしょう)みたいなんして
とんでもなくギンギンに派手なメガネして、同じく派手なギター。
Bassの人がかわいいんで驚いた。
Shima-changを初めて見たのだった)
あと、KeyとDr.この前のVideoの人はサポートかなぁー
(何か分からないけど、すかんちのライブ・シーンのある番組を直近で見たらしい。
ローリー寺西さんは想像外な人だった。髪長くて茶色で。まぁ、かっこよかった。
ちょっと驚き」なんて別の日に書いてありました。)

1曲目は「スローソンの小屋」 いきなりしぶかった。
2曲目は知らん曲。寺西さん、1曲1曲しゃべるしゃべる。
3曲目は「恋のT.K.O」 あのお決まりのくだりがあって、
(「みんなの欲しいものは、なに?」ってやつだと思われます。)
そんで、「Mr.Rock'n Roller」がラスト。

のりたい人は前に集まって、のりたくない人は座ってた。
面白いことに、前部は踊ってて、中部は立ってるだけ。
後部は座ってた。
今度はぜひ2月15日のミューズで見ようと思った。


以上です。
当時は最後が必ず「Mr.Rock'n Roller」だった時代ですね。
メジャー・デビューしてから封印されてしまった名曲中の名曲です。
またライブで聴いてみたいですね。
封印された当初は、この曲が最後に聴けないことでライブが終わった感を
得ることができなくて、なんとなく不満だったこととか思い出しました。

最後に「今度はぜひ2月15日のミューズで見よう」と書いてますが、
実際に観に行ってます。この時も、しっかりとレポ書いてますので、
またの機会にご紹介しましょう。