女性専用車両 その2

女性専用車両に乗った翌朝の職場での会話

♂:この前、女性専用車両に乗ってもうた
♀「誰かに注意された?」
♂「いや、誰にも何も言われへんかった」

♂曰く、いつもより朝早く家を出て、来た電車に
とりあえず飛び乗ったら、車内が空いていて
座れてラッキー
くらいにしか思ってなかったらしい。
隣に座っていたおばさんが、嫌そうな顔でよけるから、
なんでかなー、と思っていたら、
次の駅でドアの向こうに女の人しか並んでいないのを見て、
やっと自分の乗っている車両が女性専用車両と気づいたそうな。
そこで降りるのもどうかと思って、自分の降りる駅は次の駅
ということもあって、寝ているふりをして次の駅で
何食わぬ顔して下車したとのこと。

話を聞いていた♀は、自転車通勤なので毎日電車に
乗ることがないので、女性専用車両も乗ったことないらしい。

私がそこで
女性専用車両って、たいがいオジサンが乗ってますよね」
と言うと

「いや、姿形はオジサンでもオンナやねんて」
「そうそう、『ほら、見て、ブラジャーだってつけてるんだから』
なんて見せたりして」

「そんなん、見せんでもいいって」

などと、女性専用車両に乗っている男は見た目は男でも
オンナだ、などというアホらしい?お話で盛り上がったのでした。

なんか、タイムリーなお話で一緒にうけてしまいました。
こんな身近に女性専用車両に乗ってしまった男性がいたとは!
ま、やっぱり気づかず乗ってしまうものらしいですね。
でも、「ここで降りたら女性専用車両に間違って乗ってしまったことを
認めることになる」
みたいな理由で乗り続けたりするのか、と妙に感心したり。
思いがけず、体験談を聞いてしまいました。