知恩院で
<Emmery Annexの過去ログ>
お正月に京都に遊びに行った時のこと。
平安神宮から円山公園まで歩いていて、途中で知恩院に寄ることにした。
前は何度も通ったことあるけど、中に入ったことはほとんどなかった。
境内をぶらぶら歩いていたら、御影堂に多くの人たちが上がっていくのが見えた。
その日は、ロングブーツをはいていて、わざわざ脱ぐのが面倒だと、最初はお堂にあがるのをやめようとしたけど、来たからには、と入ることにした。
広いお堂には、そこここに参拝客が座っていた。
おそらくお詣りの時間だったのであろう、お坊さんがやってきて読経が始まった。
私もとりあえず座って、お詣りしようと手を合わせて目を閉じた
その瞬間、ふぅっと意識が引き落とされるような感覚がした。
瞑想状態に一気に入ってしまえそうな感じ。その時、
よく詣られました
という声がした。
実際に誰かが私に声をかけたのではなく、私の中で声が響いたのだ。
はっとして、私はお寺を訪れたご挨拶をとなえた。
他に、声が聞こえることはなかったけど、座って目を閉じて手を合わせているだけで瞑想状態におちいりそう、というのは初めてだった。しばらく瞑想をしても良かったのだけど、一緒にいた彼氏が横からちゃちゃいれしてくれたもので、落ち着いて座っておれなかった。さすがに邪魔が入っても気づかないほどに入り込むことはなかった。
氣功の先生と言われある神社などに参拝すると、いわゆる「神秘体験」
みたいなことが時々起こる。それもおもいっきり「プチ」神秘。
普通にお詣りしてこんなことがあるのは初めてだった。
だからそれに何の意味が?と言われそうだけど。
神社仏閣を巡る趣味なんかはないのだけど、あちこちの神社仏閣を巡ってみるのも良いかもーって、ふと、思った次第。
共振の月4日 KIN170/忠誠を引きつける 白い磁気の犬