呼吸の基本

<Emmery Annexの過去ログ>

「呼吸の基本」と私がここで改めて書くとおこがましい気がしますが、普段、無意識にしている呼吸から「意識して呼吸してみる」時の参考までに。

「呼吸法」そのものは、たくさん方法があります。
ここでご紹介するのは、何流とかいうのではなく、なんだ、そんなこと、と思われるくらい単純で一番基本的なでも、意外とできてなかったりすることです。

鼻で吸って、口から吐く

これだけです。
今後、いろんな呼吸のお話をすると思いますが、全てこの
「鼻で吸って、口から吐く」
が基本となります。
念のためですが、日常では鼻で吸って鼻で吐いたらいいんですよ。
これはあくまで「意識して呼吸する時」のお話です。

この「鼻で吸う」というのがなかなかのくせ者です。
そんなのちゃんとやってるよって思うかもしれませんが、日本人は、口呼吸する人が多いそうです。北欧など、寒い所に旅行をすると喉にしもやけを作ってしまう人が特に日本人に多いと聞いたことがあります。
口呼吸すると、フィルタリングされていない空気が入るので、ウイルスなども一緒に体内にとりこんでしまいます。それに顔のゆがみ、かみ合わせの悪さも招いてしまいます。

私自身も、口呼吸してしまっていることがあります。
歯医者さんで治療をしてもらっている時、口の中に器具を入れられて気持ちが悪くなりそうになった時、お医者さんに
「気持ち悪くなったら、鼻で呼吸してくださいね」
と言われました。
とてつもなく気持ち悪かったので、急いで意識して鼻から息を吸ったら、不思議なくらいさっきまでの気持ち悪さが消えました。

ちょっと捨ててしまったので詳細を確認できないのですが、雑誌COSMOPOLITANで、山本未来さんがLAにあるアシュラムで砂浜を走るトレーニングをしていた時、トレーナーから
「鼻から息をしてください。鼻から息を吸えば、その人にとって適量の息が体内に入ります」
といったようなことが書かれていて、感心した記憶があります。

自分がどんな呼吸をしているか、少し意識してみませんか?
いろんな呼吸法については、またの機会にご紹介しましょう。

共振の月14日 KIN180/生命を解き放つ 黄色いスペクトルの太陽