青い星

<Emmery Annexの過去ログ>

ホピの予言に「青い星が空に見えたら、今の時代が終わる」
というものがあることを、ちらっと耳にしてからずっと気になっていて、前から読もうと思っていて、なかなか読むことができなかったホピの神話や予言に関する本をやっと手に取りました。

今回読んだのは、ホピ 宇宙からの予言―神・人・宗教の原点

私がちらっと聞いて知っていたのは、ホワイト・フェザーという名のホピ長老が第四の世界が終わり、第五の世界が始まるその前兆として話した9つの前兆の最後のものでした。

第九番目の前兆
天界の居住施設が大音声とともに落下して地表に激突。青き星が姿を現し、そのあとをおいかけるようにホピの人たちの儀式が止む。

9つの前兆とは、大いなる破壊の前兆で

「世界は大きく揺れ、白人たちは他の土地の-最初の知恵の光を所有する-人たちを相手に戦うことになる。ここからさほど遠くない沙漠で白人が引き起こしたような、幾本もの煙と炎の柱が立ちのぼる。
ホピの場所にとどまり暮らしているものの安全は保たれるだろう。
そして再建の時がようやく訪れる。そのあとすぐに、パハナが帰ってくる。
パハナと共に第五番目の世界が始まる。彼は人々の心の中に知恵の種を植えつける。種は必ず植えつけられることになっている。その知恵が五番目の世界への移行を円滑なものとするだろう」

これだけ読んでいたら、なんだか世の中が崩壊するみたいで怖いですね。
でも終わった後には新しい始まりがあるのです。

ホピの予言は口承されてきて、予言が当たった、といっても後からどうとでも解釈をつけることができる、と言う人もいます。
ノストラダムスの予言や聖書の予言も、同じように言われることが多いですね。でも、当たる、当たらない、以前に予言は私たちに大切なメッセージ、それも普遍的なメッセージを伝えてるのではないか、と思うのです。
終末のお話は、宗教を問わず、基本的なラインが全部同じであることが興味深いです。

我が家には、この類の本が大量にあるので、少しずつ読んでみようかなと思ってます。

太陽の月9日 KIN231 青い惑星の猿