感情と臓器の関係

<Emmery Annexの過去ログ>

以前、気功の先生から
怒りは肝臓、悲しみは肺を影響する、
といった感情と臓器の関係について話を聞いたことがあって、もう少し詳しく知ることができないかな、と思っていたら、越智啓子さんの著書、「人生の癒し」の中で見つけました。

感情と臓器の関係は元々、「素問(そもん)」という中国の医学の教科書に記されているのだそうです。
越智啓子さんは、分かりやすいように「過度の」と「傷つける」をそれぞれに付け足して、以下のように説明しておられます。

過度の怒りは肝臓を傷つける
過度の喜びは心臓を傷つける
過度の思慮は脾臓を傷つける
過度の悲しみは肺臓を傷つける
過度の恐れは腎臓傷をつける

怒りや思慮、悲しみ、恐れが臓器を傷つけるのは理解できますが、喜びのような肯定的な感情がどうして心臓を傷つけるのかというと、興奮しすぎて心臓ポンプが稼働オーバーになるからなのだそうです。

感情が臓器にたまると、その部分が腫れてきますので、
背中を触ると、どんな感情がたまっているか分かります。

右の肩が盛り上がっていれば、怒りがたまっています。
左の肩が盛り上がっていれば、悲しみがたまっています。
右の腰が盛り上がっていれば、自分の才能に自信がありません。
左の腰が盛り上がっていれば、自己否定の感情がたまっています。


信じがたいかもしれませんが、実際に背中を触ると分かります。
自分で自分の背中を触って確認するのは難しいと思いますが、
他の人の背中なら分かりやすいでしょう。

背中を肩から腰にかけて、すーっとなでるとよく分かります。
腫れていたり、一部だけ妙に冷えていたりすることがあります。
優しくなでられているだけでも気持ちのよいものです。
人間は、右手からエネルギーを出し、左手からエネルギーを吸収しますので、右手でなでるようにしています。

越智啓子さんは、アロマやクリスタルを使ったハンドヒーリングに、アロマやヴォイスヒーリングなども使って、たまっている感情を解放されておられます。私はそこまではできないので、ただ手でさすり、その間は深い呼吸をしてもらうようにしています。
息を吐くときに、感情も吐き出してもらうようにすれば良いんだな、と最近気づきました。私は仕事でそういったことをしている訳ではないので、友達に頼まれた時ベースでやってます。

私は、過度な感情に襲われると、該当の箇所に痛みを覚えたりします。
そんな時は、痛い部分に右手をあてて、呼吸で吐き出すようにしています。
吐き出すと自分で決めてやれば、しばらくすると楽になります。どうしてもダメな時は、その時に使いたいと思ったクリスタルを手にしてその力を借りて吐き出すようにしています。自分で自分の身体を意識してやっていることなので、さすがにクリスタルでも手に負えない、といったことは、これまでのところ経験していません。

もし、たまった感情を身体に残しておいたらどうなるか、というお話は、またの機会にしたいと思います。

スペクトルの月21日 KIN39/エネルギーを越える 青い宇宙の嵐