ゆるしのステップ

<Emmery Annexの過去ログ>

ちょうど1週間ほど前に涙を流しながら「自分をゆるしてあげたら」を書いたのですが、その時は具体的に何に対して「自分をゆるしてあげたら」と言いたいのか、実のところよく分かってなかったのです。

ただ、ドラマを見ていてそのセリフが自分に向けられたように私の胸に抜けない棘のように突き刺さったのでした。とりたてて、具体的な理由を追いかけてはいませんでしたが、突然、何をゆるしたくてゆるせないのか、分かったのです。

YUURIさんがコメントしてくださったように、「ゆるす」と言うことに気が付いた時点で、その行為や思いが徐々に始まっていたようです。

私がゆるしたいことは、相手が謝ったらゆるせる、というレベルのものではなく、自分が相手をゆるせるかどうか。ただ、それだけ。

ゆるしたい、でもゆるせない。
復讐したい訳でもない。
最後は自分の気持ち1つだということは分かっていた。
でも、ゆるそうとする自分をゆるせずにきた。
分かっていたけど、それが自分を縛ってきたことも分かっていたけど、できないでいた。いや、今もできないでいる。

言葉遊びみたいだけど、
ゆるしたいと思う自分の気持ちをゆるして、相手のこともゆるす

だから、まずは「自分をゆるしてあげたら」なのです。

そのことに気づいた日、「ゆるし」の為のステージがいきなり目の前に現れ、私はためらいながらもステージにあがりました。
相手をゆるす前に、まずは自分をゆるすことから始めたい。
まだ、気持ちは葛藤し続けていますが、徐々に、徐々に時間をかけてすすめていきたい。


余談ですが、「笑う三人姉妹」は、毎週ビデオに録画していたのに、この週のみ録画に失敗していたのです。なんということでしょう。後で何度か見て、自分の気持ちがどのように変容したか確認したいと思っていたのに。
何か、神さまの思し召しでしょうか。。

水晶の月22日 KIN68/芸術をつなぎとめる 黄色い電気の星