菖蒲華/半夏生

<Emmery Annexの過去ログ>

6月26日は、七十二候で夏至の次候にあたる
「菖蒲華(あやめはなさく)」
菖蒲と見ると「しょうぶ」と読みそうですが、ここでは「あやめ」と読みます。
実際は花菖蒲(はなしょうぶ)を指すようです。
意味は、その名のとおり「アヤメが咲く頃」です。

アヤメと聞くと、「いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)」ということわざを思い出します。
杜若は、水辺や湿地に生えますが、アヤメは乾いた土地で育ちます。両方の花を同時に見せられたら、どっちが杜若かアヤメか私には見分けができないのでは。。と思います。

7月1日は、夏至の末候の「半夏生(はんげしょうず)」
半夏生(はんげしょう)」とは太陽の黄経が100度になる日で、夏至から11日目にあたり、、梅雨の終期にあたります。昔の農家ではどんなに天候が不順でも、この日までには田植えを済ませる習慣があったそうです。また、どくだみ科の「はんげ」もしくは「カラスビシャク」とも呼ばれる植物が生える頃でもあるのだそうです。

新潟の方では大雨が降っているようですが、関西は、今のところ空梅雨ですね。四国では渇水のおそれがあるので、渇水している所にこそ雨が降って欲しいのに、と思ってしまいます。

宇宙の月3日 KIN77/共時性を普遍化する 赤い水晶の地球