気のもちよう

<Emmery Annexの過去ログ>

今、ぼちぼちと「癒す心、治る力―自発的治癒とはなにか 」を読んでいます。
母が持っていたので家にあったのですが、ハードカバーは持ち歩くには重いので遠慮していたら、文庫を中古で発見したので買ってみました。家でゆっくり本を読む時間を持てたらよいのですが、どうしても忙しいので通勤時間、それも眠っていない短い時間帯に少しずつの読書です。本について語るほど読み進んではいないので、今日は本の話ではありません。面白い本なので、またご紹介できたら、と思っています。

で、今日は本を読みながら思いだしていた「病気」について少々。

「気が病む」と書くように病気は、「気」の問題であることが多いのでは、と感じています。確かに医療技術も大切ですが、自分の気の持ちようの方がさらに大切な気がしています。プラシーボ(Placebo)のように、薬理作用のない薬を思い出していただけたらなんとなく分かっていただけるかと思います。

元々、婦人科系があまり良くなく、20代の大半は婦人科通いに費やし、半年薬を服用しては様子を見て、また悪くなっては病院に戻り、を繰り返していました。
このままでは将来子どもが産めない、と不安でした。
ちょうど自宅を出て一人で住んでいた時、月々の通院費がもったいなく感じ、薬を毎日服用するのにも飽き飽きしていました。
「もう、薬に頼らない」
そう決めて、病院に毎月通うのを止めて4年たちますが、病院にお世話になるようなことは起こっていません。婦人科検診でも、何か問題を指摘されることもなく、いたって健康です。結局、自分が薬に頼っていただけだったのかなぁ、と後で思いました。

他にも病気を自分でつくって、自分で治さないでいた経験がいくつかあります。
からだは素直なので、自分で言い聞かせたらそのようになる、というのを身を持って知りました。
ただ、これもバランスで、固執しすぎるとまた危険です。新興宗教になってしまいます。
「気のもちよう」だけじゃなくて、「医療」が必要な時もあります。
何事もバランスで、どちらにも頼りすぎないことが肝要です。

磁気の月12日 KIN115/心を解き放つ 青いスペクトルの鷲