寒蝉鳴/濃霧昇降

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の8月12日は七十二候で「立秋」の次候にあたる「寒蝉鳴(かんせんなく)」
ヒグラシが鳴き始める、という意味です。
毎日セミの鳴き声の大合唱が聞こえてきますが、その鳴き声の構成が少しずつ変化していくのをそろそろ感じる時期です。ヒグラシやツクツクホーシの声を聞くと、夏も終わりに近づいた、と感じます。

そして8月17日は「立秋」の末候にあたる「濃霧昇降(ふかききりまとう」
濃い霧がまとわりつくように立ちこめる時節の意味です。
霧は、地上に近い空気が冷えて水蒸気が凝結し、小さな水滴となって浮遊します。
霞と学問上同じ現象ですが、日本では春を霞、秋を霧と称します。
霞と霧はどう違うのだろう、と思っていたのですが、季節によって呼び分けていたのですね。今回初めて知りました。

ちょうどお盆の真っ最中ですね。
大阪は曇って雨が降ったり止んだりで、むしむししてますが、あまり暑さは感じません。あちこちお墓参りに行かれたり、帰省されたり、旅行されたりしている方が多いことでしょう。我が家は、みんなが戻ってくる家なのでお盆は大忙しです。

磁気の月20日 KIN123/直観をつり合わせる 青い律動の夜