天地始粛/禾乃登

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の8月28日は、七十二候で処暑の次候にあたる「天地始粛(てんちはじめさむし)」
「粛し」とは、おとろえる、ちぢむの意で、ようやく暑さが鎮まる、という意味です。
このところずっと、朝晩がとっても過ごしやすくなりましたね。大阪は急激に涼しい、という日もあり、秋が刻々と始まっていることを肌で感じます。
この「天地始粛」は、いろんな読み方があるみたいです。
上では「てんちはじめてさむし」としましたが、
「てんちはじめてしゅくす」や「てんち はじめて しじむ」などいくつか見つけました。どれかが間違いだったりするのかしら。
ちょっと確認できる術が今、ここにはありませんので、嘘を書いていたらすみません。

そして9月2日は末候にあたる「禾乃登(くわすなわちのぼる)」
禾とは稲のことで、乃はすなわちを意味し、登るは成熟するの意味です。
秋の収穫が始まりますよ、ということです。
こちらも「こくものすなわちみのる」「か すなわち みのる」などと
いくつか読みを見つけました。これもどれかが間違いだったりするのでしょうか。また調べておこうと思います。

オフィスが今年の頭に移転するまでは、駅から会社につくまでに田んぼがいくつかあったのですが、今のオフィスへの道のりには田んぼがありません。駅から近くなったのは嬉しいのですが、田植えの季節か。。蛙が鳴いてる。。稲穂が垂れてきた。。などと、季節を感じる装置が減ってしまったな、と思ったりもします。
とはいえ、元が田舎な場所なので、ちょっと道を入ったりすると田んぼや畑があるのですけどね。

月の月8日 KIN139/エネルギーを実感する 青い太陽の嵐