小雪

<Emmery Annexの過去ログ>

11月22日は24節季では「小雪(しょうせつ)」です。
「暦便覧」には「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」とあります。
小雪とは、寒さもまだ厳しくなく、雪まだ大ならずの意味です。
本格的な冬は、もうそこまできています。

七十二候では初候の「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。
大気中の水蒸気量と日射との関係で、虹が見えにくくなる時節という意味です。
あまり意識したことありませんでしたが、冬の寒い時期に虹を見ることってそういえば無いですよね。

広葉樹たちが色づきはじめて、冬枯れ前の彩りとなっています。
大阪は放射冷却で朝の冷え込みが強い日が続きます。
こうやって本格的な冬が始まっていくのですね。
繁華街や住宅地のあちらこちらでクリスマスのイルミネーションを見る機会が増えてきました。アメリカにいた頃は、感謝祭の週末を迎える時で今頃からクリスマスまで、本当にため息がでそうにロマンティックな風景があちこちで見受けられる大好きな季節でした。冬生まれだから、どんなに寒くても冬が大好きなのです。

倍音の月8日 KIN223/直観を安定させる 青い月の夜