呼吸のチカラ

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の夏は、冷えないように気を配るのが少々足りなかったようで、冬になって去年よりも身体が冷えているのを感じるだけではなく、基礎体温をチェックしてみると、体温も低い目になっているので、相当、身体に冷えがたまっているようです。
対策しなくては、と、買ったままあまり読んでいなかった田中美津さんの「新・自分で治す「冷え症」 」を読んでいます。

彼女の本が好きで、何冊も持っていて読んでいる私にとっては、そんなに目新しいことが書いてあるわけでもないのですが、改めて読んで目に留まったのはやはり、呼吸に関するところ。
私は深い呼吸と自律神経や内臓がどのように関連があるとか、そういうのは知らないでやってますので、活字になっているのを読むと今更ながら?効用みたいなものを頭で納得してみた次第。
私が感心した部分を抜粋。

自律神経がコントロールしている機能のうち、唯一私たちの意志通りになるのが呼吸です。
人間怒ると自然に呼吸がせわしくなるでしょ。そんなふうに呼吸が乱れれば、それに合わせて、心臓の鼓動が早くなったり、血圧が高くなったり、胃が痛くなったりしてきます。逆にいえば呼吸さえ深く安らかならば、他の自立神経機能も乱れず順調に働くということです。だからヨガや太極拳や氣功など、心身を整えるワザはすべて呼吸が中心になっている。正しい呼吸は、自律神経をコントロールする最も確かな方法です。

 

腹式呼吸は、
1、天地にみなぎる”気”を吸い込んで、からだのスミズミにまで行き渡らせる。
2、からだの中にたまっている邪気を吐き出す。
この二つを目的としています。
息を吸う行為には、いのち=腎臓が関わり、吐く行為には肺が関わっている

呼吸法の核心は、息をできる限り長く吐く(漏らす)こと。
吐ききった分だけ体内に吸い込まれていきますから、長く吐くことは、腎臓への何よりの援護射撃

また、深い呼吸は私たちが等しく持っている「いのちの力」を活性化する、とも書かれています。

常日頃は、リラックスするから、気持ちよくなるから、身体のスミズミまで酸素が行き渡るような感じがするから、という体感で呼吸法をやっていますがこうやって効能書きを読むと、たかが呼吸、されど呼吸。。と思います。

倍音の月22日 KIN237/共時性をつなぎとめる 赤い電気の地球