水沢腹堅/鶏始乳

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の1月25日は、大寒の次候の「水沢腹堅(さわみずこおりつめる/すいたくふ
くけん)」
いまだ冬の寒さが続き、沢に氷が厚く張りつめる時節を意味します。
1902(明治35)年1月25日は北海道旭川で日本の観測史上最低の気温-41℃が記録されました。そこで、寒い日には中華まんを食べて暖まってもらおうということで、中華まんの日が設定されたと知りました。個人的な経験からも、一番寒い時期なのではないかと思います。

1月30日は大寒の末候「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく/にわとりはじめてにゅうす)」。
乳(とやにつくと読む)=鳥屋にはいる=鳥が卵を産むという意味なのだそうです。
鶏が春の気配を感じて卵を産み始める時節ということです。今は人工的に育てられて毎日卵が採取されていますが、本来は春になると産みはじめるのですね。

次は立春なので、これで冬の節気は終わりです。
少し寒さが和らぐ日もあり、春の近づきを感じられるようになりました。

共振の月19日 KIN30/忠実を測る 白い自己存在の犬