両親の期待

<Emmery Annexの過去ログ>

毎度おなじみの「インナーメッセンジャー」から

愛する両親の期待から自分を自由にする時、そのときからあなたの本当の人生、真の冒険が始まります。もしその期待に応えるため、あるいは裏切るためだけに生きるとしたらそれは両者に辛い経験をもたらします。

前のエントリで使っているオーラソーマのボトルの色が変わってしまったと書きましたけど、変わって理由は分かってます。まさにこのメッセージそのものです。


長女だったせいもあり、両親の私に対する期待は強く、私も両親の期待に応えるべく、ずっと「よい子」であり続けてきました。反抗期もなく、(実際には親が厳しすぎて反抗もできなかった、というのが正しい)世間的に良いといわれる高校、大学にストレートで進学し、就職活動を始める時期になって、急にこのまま親の期待通りの人生を歩むことが嫌になったというと変ですが、息がつまりそうになったのです。
大学卒業後に就職して、しばらく働いたら結婚を期待され、結婚をしたら今度は子どもを産むことを期待され、一人産んだらもう一人。。
当たり前の人生だと思うのですが、どうしてもイヤだったのです。
日本を飛び出してアメリカで生活していた時期は、本当に自由でした。
でも、生活基盤としてはやはり日本が良いと帰国を決めて戻った直後に27歳を迎えました。

アメリカで自由を謳歌した私にとって、そこからは地獄のようでした。
私がアメリカで何をしてきたか、なんてことは一切関係なく、結婚し子どもを持つことをただ期待され、とても悲しかった。
年々そのプレッシャーは強くなり、自由に生きたいと思うけれども、よい子で育ってしまった為、両親の熱い期待には応えたいと思い、でも応えられない自分、こっそりと裏切っている自分に引き裂かれてきました。今も引き裂かれています。
両親の期待や心配は、身にしみて分かります。感謝もします。でも、両親の期待と心配がのしかかるたび、私の目が曇ります。
昨日からずっといろんな感情が身体の奥から突き上げてくるけれども、理性でいろんなことを合理化しようとしている自分がいて、考えても考えても何をどうしたら良いのか分からないまま夜が明けて、私の苦しい理由そのものであるこのメッセージが届き、はらはらと涙がこぼれました。

「愛する両親の期待から自分を自由にする」
私にとって、とても難しいことで、ずっと課題であり続けています。
私が苦しいと感じるように両親も苦しさを感じているのも知ってます。
「いい加減、私のことをあきらめて解放して」
と言うと親不孝かと思うのですが、期待と心配で子どもを縛り続けるのはやはり両者共に不幸かと思うのです。

共振の月22日 KIN33/用心深さを呼び起こす 赤い共振の空歩く者