他人のふり見て

<Emmery Annexの過去ログ>
以前「あの人のこんなところがイヤだ」ということをただひたすら書き出してもらう、というワークをしたことがあります。終わった後で、しみじみ自分の書き出したものを眺めてもらうと「これって自分のことだ」って言う人が結構いました。

見ていて「あ~っ、もうイライラする」
と思う人は、冷静に考えると自分にとっても似ていることが多いです。
相手の中に自分の姿を見るから落ち着かなくてイライラするのです。
それを自分のせいじゃなくて相手のせいにして逃げてしまうのです。

姉妹でも一番下の妹とはよく似ているので、歳がとっても離れているにも関わらず、姉の私がキリキリしてしまうことがよくありました。私がアメリカにいたり、逆に妹がアメリカにいたりして、あまり一緒に過ごしてこなかったのですが、たまに帰ってくると即、反発しあってました。今は、妹が帰ってきて一緒に暮すようになって1ヶ月が過ぎようか、という程度なので、まだ大きな衝突はありません。お互いに大人になったのもあるかもしれませんが。

最近の私は基本的に「あの人がどうのこうの・・」といったジャッジを勝手にくだしたりすることはなくなったのですが、それでも他人に対して、
「あの人の・・が気に入らない」などとブツブツ思っていると
「それってあなたのことじゃないの?」
と内なる声が言ってくることがよくあります。
まぁ、まったくウルサイことよ、と思うのですが、
「他人のふり見てわがふり直せ」のことわざの通りです。

今日は、ちょっと反省したことがありましたので自分への戒めついでに。

銀河の月3日 KIN42/呼吸をつなぎとめる 白い電気の風