小満

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の5月21日は二十四節気の「小満」です。
「暦便覧」には「万物永万すれば草木枝葉繁る」とあり、万物しだいに長じて天地に満ち始めるという意味です。
ただ、本来は麦の穂が実り、少し満ちてきたという意味なのだそうです。
新緑の初々しい緑から濃い緑へと移行していく時ですね。

七十二候では初候の「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」
蚕が桑の葉を盛んに食べ始める時節という意味です。以前は、桑の新芽がでたころにちょうど蚕が孵化するよう調整されてきたのだそうです。最近は、もう蚕を飼っているところもずいぶんと減っているようですね。

スペクトルの月20日 KIN143/直観を越える 青い宇宙の夜