菖蒲花咲/半夏生

<Emmery Annexの過去ログ>

6月26日は、夏至の次候の「菖蒲花咲」
この場合、「菖蒲」と書いてアヤメと読みます。
端午の節句で使う「ショウブ」は花の咲かないヤマイモ科の植物なのだそうです。
花菖蒲(ハナショウブ)、杜若(カキツバタ)とよく似ていますが、これらが水辺や湿地に生えるのに対して、アヤメは乾いた土地で育ちます。アヤメは、花びらの元のところに網目模様があるのが特徴でもあります。

そして、7月1日は、末候の「半夏生(はんげしょうず)」
半夏とは、サトイモ科の「烏柄杓(カラスビシャク)」のことで、この草が生じる時候とされ、夏至から数えて11日目にあたります。梅雨が終わりに近づくこの時期は、田植えを終わらせる目安ともなったそうです。

もうすぐ7月に入ります。グレゴリウス暦では1年の半分が終わって折り返しに入りますね。

宇宙の月2日 KIN181/存在を普遍化する 赤い水晶の竜