投影

<Emmery Annexの過去ログ>
鏡リュウジのプラネット・セラピー 星の魔法で幸福をつかむ 」に紹介されていた
ヘルマン・ヘッセの言葉です。

「人を嫌いだと思うとき、あなたはその人の自分と同じところを嫌っているのです。
われわれは自分にないものは気にならないのだから。」

他人の「ここが嫌い」を書き出してじっくり見てみてみたり、「嫌い」と感じる部分に焦点を当ててみると、「これは自分自身のことだ」と気づくことがよくあります。他人との関係は、合わせ鏡のようなものだと感じているのですが、どうして自分と同じところを嫌いになるのかしら?と思っていました。
「自分にないものは気にならない」という言葉に納得しました。
確かに、自分にないものは気になるわけないですね。

自分の嫌いな部分を頭で意識していなくても、自分自身はよく分かっています。
でも、自分で自分を憎むことを無意識に避けようとするから、その嫌な部分を他人の中に見て、嫌いだと感じてしまうのですね。

磁気の月27日 KIN235/心をひきつける 青い磁気の鷲