月の月
<Emmery Annexの過去ログ>
13の月の暦で2番目の月である「月の月」が始まりました。
ちょうど二十四節気の処暑と同じ日に始まったので、新しいサイクルを始めるのにちょうど良いなと感じていました。なんとなく暦と生活がシンクロしているみたいで、月替わりが近くなるとうまく表現できないですけど、何かが変わっていく感じが毎月します。空にある月の満ち欠けの周期も意識しているから余計かもしれません。ちょうど月の月の2日目は新月でしたしね。
13の月の暦で1月にあたる磁気の月は、始まりこそ良かったけれども、なんとも不安定で停滞を感じる1ヶ月となってしまいました。でも、月の月が始まってから少しずつ何かが流れ始めた気がします。
さて、この月は「私が挑戦することは何?」と問いかけ、1月で漠然と定まった目的を実現するために障害となるものをはっきりとさせる月でもあります。
キーワード:挑戦
問い:私の挑戦は何か?
機能:極性化する
行為:安定させる
去年は何て書いていたのかしら?と振り返ってみて、驚きました。
「マヤン・カレンダー〈2〉 」から抜粋していたのですけど、先月の不安定な停滞の意味が分かりました。今年もそのまま抜粋してしまいます。
1の月で今までの“自分”が壊れたことによる不安定さが、2の月では自分を突き動かす原動力となります。自分の感情を無視したり否定しても、安定することはできません。それをしっかり見据えることで、何が問題でまず何をしたらいいのか、という具体的な対象を見いだしていくこと。その対象に向かい、取り組んでいくことで、エネルギーは集中化し安定していくのです。ですから、“行為”の「安定させる」は、ただ漠然と安定する、あるいは安定してしまう、のではなく、「安定させるための運動(活動)」としてとらえることが大切です。
磁気の月に新しい目的なんて見つけられなかったよ、と思っていたのですが
「今までの“自分”が壊れたことによる不安定さが、2の月では自分を突き動かす原動力となります」
という言葉がとても響きます。なんとなく流れが変わったと感じ始めたこの数日、似たようなことを考えていたのです。
磁気の月にひきつけたものが、形となすために、上と下、右と左、良い悪い、好き嫌い、前と後ろといった極ができます。「1」という数字で1点に集約してきたものが、「2」という数字で、両端へとバランスしていくような感じ。
引き続き、いろんなことがあるでしょうけれど、
「自分の感情をしっかり見据えて、何が問題でまず何をしたらいいのか、という具体的な対象を見いだしていくこと」
を今月のテーマにしようかと思います。
月の月3日 KIN239/エネルギーを感じる 青い倍音の嵐