蟄虫坏戸/水始涸

<Emmery Annexの過去ログ>
あんまりにも書かないでいたら、あやうく暦さえも忘れそうでした。

今年の9月28日は、七十二候で秋分の次候にあたる
「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」
「蟄虫」は土のなかにいる虫、「坏ぐ」は土で隙間を塞ぐ、閉じるなので、外で活動していた虫が土の中に閉じこもる時節となったことを意味しています。
ここでいう虫には、蛇や蛙などの爬虫類や両生類が含まれるのだそうです。
秋まっさかりですが、自然はもう冬の準備が始まっているということですね。
春の「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく」に対応します。

10月3日は、末候の「水始涸(みずはじめてかるる)」
川の水がやせ、井戸水が涸れ始める頃という解釈と、稲刈りに備えて田んぼの水を抜き、干す時期という解釈があるそうです。

そろそろ収穫の季節ですね。
今月は私の会社の事務所が引っ越しをするのですが、今度の引っ越すビルの隣は小さいながらも田んぼです。とっても駅前なのに田んぼがあるという、なんとも和める環境です。毎日田んぼを見て、季節の移り変わりを知ることができるかななんて思っています。

電気の月16日 KIN20/生命を呼び起こす 黄色い共振の太陽