霜降

<Emmery Annexの過去ログ>
10月23日は二十四節季で「霜降(そうこう)」です。
「暦便覧」には、「つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」とあり、「露が寒さによって霜となり降り始める頃」という意味です。
現在の暦でいうと、東京の場合、実際に霜が降りるのは11月末頃が平均らしいので、私の住む大阪で実際に霜が降りるのはまだまだ先ですね。

暦上で、秋は「初秋」「仲秋」「晩秋」の「三秋」に分けられるのですが、10月8日の「寒露」から立冬の前日まで今の時期は「晩秋」です。
「晩秋」は「季秋(きしゅう)」とも言います。
先週まで日中は最高気温が25度強あって、昼間は秋かなぁ?って思うこともありましたけど、秋の深まりが実感できる頃になりますね。


七十二候では初候の「霜始降(しもはじめてふる)」。
露が凝固して霜になるという意味です。
霜の美しさは、「霜の花」と表現されてきたのだそうです。
雪の結晶を「六つの花」というのに対し、霜は「三つの花」と呼ばれるのだとか。
知らなかったですねぇ。

秋の深まりと共に、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
周りに風邪をひいている人が多いですね。私も事務所の引越作業で大量の埃を吸ったのと疲労の両方で風邪をひいてしまいました。風邪の時は、温かくしていっぱい寝るに限りますね。

自己存在の月6日 KIN38/秩序を普遍化する 白い水晶の鏡