仮にヤラセであれ

<Emmery Annexの過去ログ>

「あるあるあるある大事典2」の捏造事件をきっかけに、テレビのやらせに関する報道が他にも出てきています。
中には江原啓之さんの番組が霊視なんかではなく仕込みなんだ、という報道もありました。私はほとんどテレビを見ないので、それが何という番組だったか失念しましたが。
江原啓之さんに関して言えば、「エハラー」と呼ばれるファンが大勢いると聞きます。そういう人たちは、こういった報道で「だまされた」とショックを受けたり、もしくは「信じてない人がそんなことを言うだけ。」なんて、突っぱねたり、反応も様々かと思います。

私は、仕込みがあるから詐欺師だと揶揄してみたり、何が作り物で何が本物か、ということを暴くことそのものには意味がないと感じています。
仕込み疑惑のある番組がどういったものか分からないので比較にはならないかもしれないのですが、あまりテレビを見ない私が去年の後半は珍しく「オーラの泉」を見るようになりました。良い意味で胸を突かれるような言葉が出てくることが多いので結構好きです。これが仮に一部やらせや嘘があったとしても、見ていて自分の胸に響く言葉に白黒つけず、ありがたくいただいておけば、実はその場のデマカセであったとしても良いんじゃないか、なんて思っています。
最近、あまり体調がよろしくなくて遅くまで起きていられないのと、我が家のビデオの具合が悪くて録画できないという理由で「オーラの泉」も見てないのですけどね。。

オーラの泉」を見た後は、なんとなく気持ちが優しくなると言う人を何人も知っています。仮に「オーラの泉」もヤラセだったとしても、見た後に気持ちが優しくなるなんて思えるテレビ番組ならいいじゃないって思います。
最初から作り物と分かっているフィクションのテレビドラマや映画を見て心洗われる気持ちになるのと、どう違うのだろう、と。

銀河の月8日 KIN152/知恵を実感する 黄色い太陽の人