雨水

<Emmery Annexの過去ログ>
今年の2月19日は二十四節気で2番目の節気にあたる「雨水(うすい)」
暦便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」とあります。
雪が雨に変わり、雪や氷が解けて水になるという意味でなのですが、今年は暖冬なので寒さがゆるむという感覚がないですね。昔は、農耕の準備などはこの雨水を目安として始めていたのだそうです。

七十二候では、雨水の初候の「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」
「脉」とは「脈」の俗字で、「潤い」は降雨があることで、湿り気のことです。
雨が降って、土中にいくらか湿り気を含み出す時節。
冬の乾いた土にも水分が戻ってくるという意味です。
霜や雪などがとけた春のぬかるみを「春泥(しゅんでい)」と言うのだそうです。
アスファルトで覆われた地面ばかりを見ていると気づかないですが、昔の人は大地からも季節の移り変わりを感じ取っていたのですね。

ちょうど13の月の暦のウェイブスペルも今日から新しくなります。
暦同士がシンクロすると、なんだかラッキーな気分がするのはなぜでしょうか。。

銀河の月13日 KIN157/共時性をひきつける 赤い時期の地球