生かさているということ

 <Emmery Annexの過去ログ>

マヤの暦が2012年で一区切りということもあってか、このところの異常気象などの影響もあるのでしょう、世紀末の終末論みたいなものが巷には結構あるようです。
私は意外にも?気にはしていなかったりします。
なんとなくこの世は浄化されていって、その浄化の過程でいろんなことは起こるだろう、とは思っているのですが、最終的には楽観視しています。

今は一人一人がシリアスに考えないといけない時期でもあるのですが、残り時間がないわけでもありません。時間は私達の意識の感覚でしかないから、残っている時間が一概に短いとは言えないのではないかと。

先日、私の師の講演会で
「どうやったら生き残れますか、ではなくて、自分が今この瞬間も生かされているということを知ること」
というような言葉を聞きました。(かなりいい加減な記憶なのですが)

この言葉を聞いた時、ふと、小川文明さんが阪神大震災のあった日にアップしていた
blogの一節を思い出したのです。

そういえば震災直後、桑名晴子さんが
こんな事を言っていた。

「震災でミュージシャンで死んだ友達とかおらんやろ?
そんな時こそ音楽が必要やから、
わたしらは生かされているのよ」
                       「12年後の今日

この世に必要だからこそ、私たちは生まれ、生かされているのだと思います。
生き残るとか生き延びるとかではなくて、自分はこれまでも、今この瞬間も、これからも生かされていると知ること。
そして、何のために生かされているのかを知ること。
そうしたら、終末論なんか怖いものではなくなるはず。

銀河の月16日 KIN160/生命を測る 黄色い自己存在の太陽