おまじない

<Emmery Annexの過去ログ>

おまじないは誰もが一度はしたことがあると思います。
験担ぎみたいなのもおまじないの一種でしょうか。
小学生から高校生くらいの間、周りでおまじないが流行ったように思います。
思春期の女の子特有のものなのか、その辺りは分からないのですが。

その「おまじない」について面白い記事を見つけましたのでご紹介。
おまじないブームをうんだとされるマーク・矢崎治信さんの記事です。

おまじないは「私はこれがほしいんです」と宇宙に向かってアピールする儀式。
でも思いだけでは形がないから何をどうすればいいのか分からない。
そこで「象徴」を使ってその願いを形作るんだ。形而上学では何かを形作った小さなものは、同じ形をもつ大きなものに影響を及びすとされる。例えば人形を二つ用意してそれを結ぶという小さな形をつくることによって、実際の二人が結ばれるという現実を作り出すことができるんだ。つまり願いを叶えるための設計図を提示するということだね。


私なりに思ったことは、お願いごとは頭の中で念じるだけでできるけど、それだけでは心許ないと言いますか、忘れてしまったりすることもあるし(忘れるくらいなら願力が弱いのでは、と思わないでもないですが)お願いごとをしましたよ、という形に残る決意証明としておまじないというものがあるのかな、ということです。
願いは願いが叶った状態をシミュレーションしたり予行演習したりすると叶いやすいと言いますしね。それと同時に「象徴」に思いを込めることで願力が強くなるのかも。

そんなことをつらつらと考えていたら、
おまじないでは様々なアイテムを「象徴」として使うけれど、それは万物に宿るスピリット(精霊)の力を借りるということなんだ。
とも書かれていました。

力にすがるのではなくて、あくまで力を「借りる」なんですね。
よくパワーストーンを買ったら、それだけでOKって思っている人がいるようですけど、そうじゃないですよね。やっぱり願いに対して能動的なものがあって、初めて実現に向かうのではないかと思うのです。

水晶の月14日 KIN10/白い惑星の犬