立春

<Emmery Annexの過去ログ>

2月4日は二十四節気で一番最初に節気の「立春」。

一つ前の「節分」というエントリでも書きましたが、立春が旧暦の始まりであり、暦の上でも春が始まります。
私の部屋には、いわゆるグレゴリオ暦のカレンダーがなくて、13の月の暦とか旧暦のカレンダーばかりでして、節分の日に旧暦のカレンダーを新年のものに掛け替えました。
普通(?)の人が来たら、まともなカレンダーがないと呆れられるかもしれないですが、平日はグレゴリオ暦で時間に追われていますので、プライベートでは別の時間に身を置くのがバランスなのかもしれません。

暦の上では今日から春が始まるわけですが、「春」の区分もいろいろありまして「暦の風景 」によりますと、二十四節気の「節切り」では、立春(2月4日頃)から立夏の前日(5月5日頃)まで
「月切り」では正月から3月までを「春」と区分するのだそうです。
現行の新暦では3月から5月までが「春」
西洋や天文学上では春分(3月21日頃)から夏至前日(6月21日頃)までが「春」
実感としては、雪が積もったりしてますので、まだまだ冬ですね。

また、七十二候は立春の初候である「東風解氷(はるかぜこおりをとく)」
東風は「こち」と読み、東から吹いてくる風のことで、春風を意味します。
東からの風が吹き始め、厚い氷を溶かし始める、という意味です。

1月にうまくスタートが切れなかった人は、旧暦のお正月でもう一度スタートを切り直すのも良いかもしれません。

律動の月26日 KIN247/青い宇宙の手