75年

今日は、広島に原子爆弾が落とされて75年目の日。

毎年、意識はしますが、今年はちょっと違いました。

もし75年前にSNSがあったら?という設定の「ひろしまタイムライン」をTwitterで追っていました。

1945年の広島で書かれた3人の市民の日記を手掛かりに、現代風に置き換えてTwitterで流されているのですが、時間列も対応させてあるので追体験をしているような気持ちになりました。

原爆だけでなく、戦争を体験して話ができる世代が少なくなって、私の子どもの頃は夏の風物詩だった戦争のお話もテレビではあまり見かけなくなりました。SNSを通じて、というのはなかなか斬新で、私にはリアルに感じられて良かったと思います。

原爆の前もその後も市民の生活は続いています。
日常から、原爆投下による地獄のような状況に陥っていく様子を今日一日追いながら、新型コロナが自分の生活に影響を及ぼすようになる前と現在を思い起こしたりもしました。

私たちの生活は、これからも粛々と続いていく。「ひろしまタイムライン」の3人の生活をプロジェクトが終わるまで追って、75年前に起こったことを今一度考えようと思います。

一日どっぷりはまったせいか、夜に息子への本の読み聞かせで原爆関連の話を読んで、泣きそうになってしまいました。

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