防火管理者講習(その3)

やっとのこと防火管理者講習編です。

いよいよ、講習初日。
息子はダンナ氏に預けて出発。ダンナ氏は、自分の実家へと出かけていきました。

子連れじゃないって、本当に身軽です。会場にも迷わず着けたので、翌日のために息子を預ける保育園の下見にも行きました。下見してから会場に戻っても余裕でした。

講習会場では、受付に列ができており、受付を済ますと座席が指定でした。
三人がけのテーブルにきっちり三人ずつ座るので、熱気がすごかったです。
久々に人が多くて息苦しい気持ちを味わいました。
受講者は皆、どこかの事業所から来ているので、男性が大半でした。
私も個人じゃなくて「マンションの管理組合」としての受講でしたしね。
余談ですが、女性が少なくて休憩時にトイレが混まなかったのが嬉しかったです。

今回、私が受けたのは「甲種防火管理新規講習」
午前中に1コマ、午後に2コマの講座で2日で6コマ。合計10時間。
だいたい1時間に一度トイレ休憩みたいなものが入りました。
受講者は仕事として来ているので、休憩中は仕事関係の電話をしている人が多かったです。

講師の方は、消防署OBのようでした。
初日は消防関連法令集を小脇に、たまーに眠くなることもありましたけど、千日前デパートの火災など、悲惨な事例の裏、といったら何ですが、報道されなかったであろう詳細や、講師の先生の体験談も踏まえた非常に興味深く勉強になるものでした。

講座の中身よりも気になったのが「管理権原者」を「かんりけんばらしゃ」と読むこと。「かんりけんげんしゃ」でも構わないらしいのですが、「けんばらしゃ」「けんばらしゃ」と出てくるたびに一瞬考えたりして。。

初日の講座が終わったら、天王寺で実家に行ってたダンナ氏と息子と落ち合って帰りました。息子はダンナ氏やダンナ氏の実家には慣れているので、私がいなくても大丈夫だったみたい。

二日目は、息子を連れて、まずは保育園へ。前日に場所を下見しておいたのでスムーズでした。いつも預けている保育園とは勝手が違って、私も息子もちょっと大変でした。

二日目の最終講座は3班に分かれて実習。ちょっとした小テストもありました。普段、ぼんやりと見てきた設備の意味も分かりましたし、防火管理の意識が高まりました。
私の場合、もうすでに避難訓練が決まってますので、手続きの話などは
「そーいや、この前の会議で先に書類に名前を書いたなぁ。」
と、なぞる感じでした。
防火管理者になるものの、いろんな諸手続きは管理会社がやってくれるので、多分、他の人たちより、私はすごーく楽だと思います。

最後は水消火器で初期消火の訓練。
初めて消火器を使ってみて、難しくないけど、持ち方やホースの向け方とかアドバイスもらい、やったことあるのとないのとでは、全然違うと思いました。今度の避難訓練でも、水消火器での消火実習をする予定ですので、先に練習しておけて良かったです。

二日間の講習を無事に終了したら、防火管理者の証明カードをもらって解散。
申し込み手続き時に聞いていた、ずっしりと重いテキストを担いで息子のお迎え。
初日はダンナ氏の実家で、二日目は初めての保育園で、息子は体調も崩さずにお留守番を頑張ってくれました。

防火管理者として、早速7月の避難訓練があります。
手続きや作業の大半は管理会社が肩代わりしてやってくれるとはいえ、防火や防災については、意識していきたいです。
まぁ、何事もないのが一番なんですが。