53 余興準備

「お嫁さまへの道」、今回は第53話。

準備は着々と進みます。挙式、披露宴共に、極力シンプルにやりたいと思っていました。いろいろと演出プランがありますが、全部断りました。

一つだけやりたいと思っていたのは、サプライズでダンナ氏が聴きたいと言ってた「My Funny Valentine」を演奏すること。伴奏をどうしようかな。。と思って、最初は出席してくれる友人に頼んでみたのですが、クラシック出身なので、きっちり譜面を準備しないといけません。普通の時なら良いけど、なにぶん絶賛つわり中!でしたので、そんな余裕がないまま時間が過ぎ、焦っておりました。

そんな時、父の友人にも出席してもらって余興してもらったら、という話になりました。今回、私の招待客は、親族だけでかなりの人数になったので、ほぼ親族のみだったのですが。父の友人というのは、ジャズバーで「Georgia on my mind」をいつも歌うおっちゃんです。いつものジャズバーでその話をしていたら、Oマスターが「それなら伴奏しにいってあげる」と言ってくれました。Oマスターが来てくれるなら、鬼に金棒です。どんなに私の演奏が揺らごうが、ちゃんと受け止めてくれるので、安心できます。

ってな訳で、ダンナ氏同席の打ち合わせでは、おっちゃんと一緒に「Georgia on my mind」を演奏することだけ伝えて、いない時にサプライズでもう1曲演奏することを担当者と司会者の人に伝えておいたのでした。

それにしても、久々にアドリブに取り組みましたですよ。もちろん、一人じゃ無理無理~ってことで、挙式直前にヘルプを求めて、レッスンにも行きました。