AKIRAの大人買い

 「AKIRA」が実写映画化されるというニュースを読んで「AKIRA」好きの私はかなり心を動かされてしまった。

好きな映画を尋ねられることがあったら(って尋ねてくれる人はいないが)迷わず「AKIRA」と返事をしてしまうくらい「AKIRA」が好き。
何回リピートしたか分からないほど観た映画は「AKIRA」だけ。
でも、コミックを読んだことがなかったので、ふとコミックを読みたくなった。

全6巻で約6千円だから、Amazonで買うのが便利そうだったけど、週末に読みたいと思ったので、日曜日に、なんばパークスヴィレッジ・ヴァンガード(あの店には大友克洋コーナーがある)で買おうと思ったけど、更に待てず、とりあえず近所の本屋さんへ。
1冊があんなにデカかったなんて。。
これまで買うのを見送ってきた理由の一つをすっかり忘れていた。
いつもの私だったら間違いなくAmazonで購入ケテーイ!なんだけど、早く読みたいという気持ちに押されて土曜日の夕方に1〜3巻まで購入。家に帰るのさえ待ちきれず、そのまま喫茶店に直行して1巻を一気読み。帰宅後に残り2巻も一気に読破。
しまったぁ!重くても全巻買って帰ってくるべきやった。。
と思ったのであった。

翌日曜日に、予定通りヴィレッジ・ヴァンガードで残り3巻を購入。
ちょうど私が行ったところ、同じように4〜6巻を手にレジに向かう人を発見したので、実写映画化のニュースで読みたくなった人が多いのかも?

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購入後はやっぱり喫茶店に直行して読みふけり、帰りの電車内でも一心不乱に読みふけり、帰宅後とりあえず最後まで読破。
あの独特の世界観に圧倒されてしまいました。

読後感としては、
こんなにおもしろいものをこれまで読まずにきたなんて!
といったところでしょうか。
映画版のストーリーも面白いけど、コミックは更に深い!

連載開始が1982年で、映画化されたのが1988年。
20年以上前に作られたものなのに古くない。
映画版には姿が一瞬しか出てこないミヤコ様とか原作でしか出てこない「おばさん」こと「チヨコ」とか良い味だしてますねぇ。
とにかく早く最後まで読み切りたくて、すっごい勢いで読んだんでまたゆっくりと読み返そうと思ってます。
いやはや、またまた「AKIRA」にはまってしまいますよ。


実写版では、「日本資本によって再生されたニュー・マンハッタンを舞台にストーリが展開される」らしい。期待してよいものかどうか分からないな。ドラゴンボールみたいに設定だけが買われて、ストーリーがないがしろにされなけりゃいいんだけど。

それにしても「AKIRA」コミュの人数の多さに驚いた。
ついでにWikiにも当然「AKIRA」があったのを知って、その内容にまた驚いたのでありんした。