すかんち@大阪BIG CAT


大阪BIG CATのライブ・レポです。

大阪に行かなくて、来週の渋谷AXを楽しみにしている人もおられるかと思うのでレポそのものは「続きを読む」機能で隠すようにしておきます。

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レポ読んで下さいね。激長文につき注意!!!です。
それから、どんどん思い出したことを書き足すと思います。今でも長いのに、最終的にはどれだけ長くなるんだか。。

渋谷AXに参戦される方、諸手を振り上げて
We want SCANCH! We want SCANCH!
We want! We want! We want SCANCH!
で、楽しみに待ちましょう!

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整理番号は148番だったけど、開場からごっつ遅れてBIG CATに到着したのでぜんっぜん意味ありませんでした。
会場に入るとShima-changの開演前のアナウンスが流れてました。
駅から空きロッカーを探していたけど見つからず、BIG CATでもロッカーは全てふさがっていて、会社帰りの荷物を抱えての参戦に頭を抱えておりました。
あまりの状況の悪さに今回の大阪ではおとなしくして、東京で出直すか?と思ったけれど、地元大阪で、はじけないわけにはいきますまい。考えた挙げ句、身軽になる為に用意していたポシェットの紐を会社カバンにくっつけてたすきがけで持てるようにして両手が自由になるようにしてスタンバイ
立ち位置もShima-changROLLYの間あたりになる辺りをキープ。
準備ができたら安心?したのかBGM聴きながらすでに身体揺らして一人ですっかり盛り上がっておりました。

始まる直前に何がキッカケか分からないけど、皆が一斉にステージにドドっと詰めかけていきましたね。そして自然と「ROLLY!」コールが。
メンバー登場の瞬間は私たちのいるフロアにライトがあてられて真っ白。
1曲目は何だろう・・とワクワクしていたら
♪Kiss Kiss の声が!
私、この瞬間、自分でもビックリするような歓声をあげてしまいました。
だって、去年6月のROLLYのライブでは演奏されなかくて、今回は何が何でも聴きたかった「恋のT.K.O.」が1曲目と分かったのですから。
一瞬にして身も心もスパークして、高校生の自分に戻ってしまいました。
観客も一斉に前に動いてちょっと危ないかな?と思ったけど、ヤバイと思った人は後ろにひいてたので、モッシュを知っている人たちの大人なモッシュって感じでした。
やっぱり岡村ちゃんのライブで体験したモッシュの作法を知らない人たちが多くて死にそうな思いをしたモッシュがトラウマになってるみたい。。

私の立ち位置では、ROLLYShima-chang、文明さんの顔は見えても、ドクターとオバリンは全然見えなくて、仕方ないか。。と思ってました。元からShima-changの前をキープしたかったのですし。

今回、ROLLYは1曲ごとに何かれと話してくれましたね。
だいたいそれを聴いてたら次は何の曲か分かるのね。
嬉しかったのは「セニョール・セニョリータ」から始まるあのセリフや
「ゴリゴリゴリゴリやるからね」
「時には刺激を、時にはノスタルジーを」
「君たちの欲しいものはナニ?」
などなど、いつもライブではおなじみだった
セリフをたくさん聞けたこと。

ROLLYは、楽しそうな顔をしている割に、
「楽しい時って、すぐに終わって欲しいと思わない?」
なんて意地悪なことを言ってました。
楽しいことは終わった後、思い出として何度も振り返ってノスタルジーの中で生きるのが良いのだとか。
観客は「え〜?!」って言ってましたけど、私はよく分かるなぁ。
私も過去の楽しかった思い出に浸って生きていけるタイプなものですから。(別れた彼氏に自慢じゃないが「心の時計が止まってる」とよく言われたものだ。)

驚いたのは、今回すかんちを初めて見る!という人の多さ。
これ見て私は思いっきり「えぇ〜?!」って言ってしまった。
私はもう10回以上ライブ行ってますからねぇ。年季の入り方も違うし。
そんなん比較しても仕方ないか。

メンバー紹介をしながらライブは進み、ドクターの登場です。
ドクターは、いきなり誰かと電話をしている一人芝居を始めます。
途中で「長い!」ってつっこまれてた。芸風は以前と変わりなしだけど、ローリー色の強いすかんちを見たい人にはウザかったかも?
ちょっと驚いたのは、ドクターが藤井隆に見えたこと。
藤井隆が歳くったらあんな感じになるんだろうなぁ〜って思いました。
で、一人芝居を聞いてたら「涙の転校生」につながるのが分かりました。
一人芝居の内容に客が軽くひいてたのが気になった。。
だって、なんか内容がエロイっていうか、グロイっていうか、学園モノのノリから大人のドロドロって感じになってて、年齢を重ねた分、ドクターの芸風も大人版になったと言えばそうでしょうが。
でも、「涙の転校生」は大盛り上がりでした。ドクターのハイトーンボイスも健在で、これこそ「涙」でした。

客の盛り上がりを見ていると、やっぱり曲でかなり違いました。
私自身、1〜3枚目のアルバムの曲は、本当に身体が勝手に動くって感じでしたけど、4枚目の「OPERA」以降は好きでも身体がイマイチ盛り上がらないの。
ライブに頻繁に行って身体で覚えた曲とアルバムで聴くのがメインだった曲の違いかな?「恋するマリールー」は、周りの盛り上がり方が違った。
私も「マリールー」は好きな曲だけど、身体がイマイチ盛り上がらず。

で、いよいよ愛しのShima-changの登場です!
Shima-changは髪にいっぱいお花をつけてて、とってもとってもカワユイの☆
ピンクの肘まである手袋にピンクのベアトップで露出度満点。
リッケンをブリブリ弾いてました。
「今回はちょっと歌おうかな」なんて言って始まったのが、確か「好き好きダーリン」だったと思う。
去年の6月のライブでは、ROLLYが一人で歌ってたのね。
歌声も以前と同じプリティ・ヴォイス
引き続いて「LOVE LOVE HOLIDAY 〜ふたりはアイドル〜」
とにかく聴きたかった曲ですっごく嬉しかった。
もっと歌うよって、そのまま続けて「SUGAR SUGAR BABY」
Shima-changファンとしては垂涎のオンパレード♪
満足しておなか一杯でした。
ただ、Shima-changが歌うと客がShima-changの方にガーっと動いてちょっと怖かった。

オリジナルじゃないけどアマチュアの時からよくやってたから、と「13階の女」
これは、あんぜんBANDのカバーなんだとか。
去年のライブでも歌ってくれたけど、懐かしかったぁ。
これを聴くと、初めてこの曲を聴いたミューズホールを思い出しちゃう。
結局、13階の女は自殺しないんよね。。私のそばにリスカの跡がいっぱいある女の子がいて、思わず曲とダブらせてしまいました。

再びドクター登場で、今度は「恋人はアンドロイド」
「いくわよ〜!」「どこへ〜!」って、あの頃のまま」
これは盛り上がりましたね〜。
ドクターがShima-chang側にやってくるから、またまた人がガガーっと動いて、また必死になってしまった。この時にずいぶんとドクター側に流されてしまいました。でも、気づいたらずいぶんと前にいってしまってた。

「You You You」の時だったかしら。
We want SCANCH! We want SCANCH!
We want! We want! We want SCANCH!
をやってたの。なんかすっごく良かったなぁ、アレ。
「恋のショック療法」で、柴田恭兵は今ならオダギリジョーになるんだろうか、とか、あの頃はまだポケベルが出始めた頃で、一般家庭では電話といえば廊下の隅の台の上に置いてあって、電話をかけるときは
「食事中じゃないかな」「お風呂に入ってるかも」
とドキドキしたり、お父さんが出たりすると
「お宅なんていうの?あぁ、そう。」
とか言われたり、なんて時代がかった話をしていました。
文明さんところは、お嬢さんが二人いるのはblogを読んで知っていたけど、上のお嬢さんは高校生なんですね。最近カレシができたってのも知ってたけど、「さびしー」って言ってる文明さんがかわいかった。
自分の娘が高校生になるなんて、自分が高校生の時のことを考えたら・・と言葉を濁して、ROLLY
「高校生の頃、一体何をしてんだね?」

とツッコまれたりして、なんかお茶目でした。私、ドクターが抜けた後のすかんちは、あまり記憶になくて、文明さんのいたライブも見てるハズなのに覚えてない。でも、文明さん、とってもカッコ良かったなー。

Shima-changやドクターの曲を除外したら、全体的に去年6月のライブと似たような選曲だった今回のライブで特筆モノだったのは「レターマン」。
6月のバナナホールでは、「レターマンやって!」の声が多かったから選曲されたんでしょうか。私も「レターマン」は好きだな。

本編のラストは「恋の1,000,000$マン 」。
ROLLYがお札を持っているのを見て、これは危ない!と、文明さんがイントロを弾いている間にメガネを外そうとしたのだけど、ケースがカバンから取り出せなくて、メガネをかばいながらのモッシュとなりました。
でも、あんまりお札が飛ばなかったから荒れなくて良かった。
すかんちの曲で何が一番好きって、この「恋の1,000,000$マン 」です。
♪裏切られても裏切られても僕を待っててよ
って言われて、素直に待ってしまってる感じかなぁ。

アンコールは、お待ちかねの新曲。
ROLLYのHPで試聴できる「伝説のスカンチンロールショウ 」
新曲だけどすっごく盛り上がった。この曲をHPで聴いて、気持ちが一気にライブへの期待につながった分、裏切られることはありませんでした。
それにしても最初の歌詞が「おまえのパンティ3,000万」はないやろ、と思う。

すぐに終わってしまうかと思ったけど、まだまだやるよ、と言って、「仏壇返しにはかなわない」「ボクはジーザス 」とやってくれました。
「ボクはジーザス」は、観客の合いの手が鳥肌ものだった。
ツッコミ甲斐のある曲よね。
アンコールでは、あの「ROLLY」ギターも登場しましたよ。

最後の最後は、すかんち最大のヒット曲と言われる「恋のマジック・ポーション
この曲も好きだなぁ。合いの手もバッチリで。
しんみりと終わりたくない、とROLLYもいってたけど、最後にふさわしい曲でした。

なんだかんだ言って、気づいたら前へ前へと進んでいて、終わったら無茶苦茶前におりました。昔取った杵柄?
最初は胸から上しか見えなかったROLLYShima-changもばっちり全身見えました。
Shima-changはブルーにピンクのお花のついたフリッフリのスカートでした♪
見えない見えないと思っていたオバリンもドクターも、ドクター側に流された為、ばっちり見ることできるようになりました。
ドクターは、見れば見るほど藤井隆だった。。。
今回は、文明さんとドクターのダブル・キーボードだったからどんな風になるのかなって思ってたら、なんとなく文明さんがかなりメインはってキーボード弾いてた感じ。
ドクターと文明さんではキーボードの選び方そのものが違うし、
当然、音も違う。(個人的に「すかんち」という枠を外せば、文明さんのMoogが好み)
ドクター側に流されてから、ドクターがよく見えたので注目してたら
うーん、あんまり弾いてないような・・でした。
あくまでライブの後半のお話です。
「恋のマジックポーション」だったかな、在籍時の曲はしっかり弾いてて、ちゃんと弾いてるやん、なんて妙に安心したりして。

それと、最初は会場の中央あたりからスタートして、最後は最前列まではいかないけど、3人目くらいまで前にいたのだけど、途中にヤローの壁がありまして、そのヤローの壁の時は、汗くさいなーって思ってました。
当然で仕方のないことなのだけど。
どの曲だったか分からないけど、ヤローの壁を越えて前に出た時、そこは女の子ばっかりで汗くささなんて、ひとっつもなくて、逆に女の子の甘い香りがしてきて、私も女子ですが思わず「おぉ〜」って感心してしまいました。
去年の6月のバナナでも同じこと書いてたな。
あと特筆すべきは、男の人がよく歌ってたなぁ。
始まった時、私の後ろの人がよく通る声で歌詞を全然間違えずにずーっと歌い続けてて、スゴイなーって思ってました。
私はいい加減なものだから、歌っててもすっごい間違いだらけ。
こんなにパーフェクトに歌う人はどんな人?って振り返ってみたかったけどそれよりもステージのメンバーの方が大事だったのでそのままにしてたら一緒に流されたのか、ライブの最後の最後、多分同じ人が私の後ろにいたのです。
私と同じく会社帰りと思われるスーツ姿にたすきがけしたカバンとメガネ。
恐らく私と似たような年頃でしょう。
私、その姿とパーフェクトな歌いっぷりにクラクラしてしまいました。
こんな萌えポイントがあるとは、自分でも初めて知りました(笑)
いや〜、素敵でした。マジで。
でも、ライブマジックかもしれん。

とりあえず、私のヨタ話は以上です。

どこぞから入手したセットリストは以下の通り。
多分、曲順含め、ほぼ間違いないと思います。
東京も同じかなぁ? 少しは違うかもね。

恋のT.K.O.
ウルトラロケットマン
涙の転校生
恋するマリールー
Mr.タンブリンマン
109でまっててよ
好き好きダーリン
LOVE LOVE HOLIDAY〜ふたりはアイドル〜
SUGAR SUGAR BABY
13階の女(あんぜんBANDのカバー曲)
ラヴレターの悲劇
恋人はアンドロイド
You You You
恋のショック療法
レターマン
恋の1,000,000$マン
−−(アンコール)−−
伝説のスカンチンロールショウ
仏壇返しにはかなわない
ボクはジーザス
恋のマジック・ポーション