あずみ2 Death or Love

千日前セントラルで「あずみ2 Death or Love」を見てきました。
今週いっぱいで終わってしまうから、駆け込みです。
熱が38度以上あるってのに、よろめきながら行ってしまいました。

実は「あずみ」の原作も知らないし前回作も知らないんです。
他の映画を見たとき、「あずみ2」の予告編で私のミューズ、
栗山千明ちゃんがクールな伊賀忍者衆のくの一を演じているのを見て
前売りを買ってしまった、というそれだけです。
千明嬢は「Kill Bill Vol.1」同様、期待を裏切らない冷酷さにしびれました。

ストーリーは、しごく単純。
戦乱の時代に終止符を打ち、世の中に平和をもたらす為に、
あずみが徳川の刺客となって、対抗する豊臣の大名たちの命を奪うために
活動している様を追ったものです。
Kill Bill Vol.1」並に人が斬られていく映画です。

多分、泣ける映画じゃないと思うのですが、終盤、たった1人の
仲間も殺されて1人になったあずみの闘いっぷりを見て涙が止らなくなりました。
自分でも、「うそ、まじ?なんで?」と思いながら
涙腺の壊れっぷりの見事なこと。
終わってから映画館をでるのが、ちょっと恥ずかしかったです。

人が斬られる映画が好きじゃない人にはお勧めしませんが、
あずみの姿にどこか私の琴線がふれた映画でした。