プラネット・テラー in グラインドハウス

TOHOシネマズなんばでプラネット・テラー in グラインドハウス」を見てきました。

タラの映画は見とかなきゃ、なんて
タランティーノぐらい レンタルしとかなきゃなんて
殴られた記憶も ロクにない癖に♪
なんて、西川くんの曲を歌いながら行ったまでは良かったのですけど、タラの監督した「デス・プルーフ in グラインドハウス」はすでに終わっていたのね。。シクシク(T_T)

今回公開されているのは、日本公開ディレクターズカットバージョンらしい。

ローズ・マッゴーワン演じるゴーゴーダンサーのチェリー・ダーリンが良かったですよ。予告編で彼女の片足がマシンガンになっていて、大乱射している姿を見て、この映画を見たい!って思ったのですもの。

荒唐無稽という言葉がピッタリの映画です。
フィルムの擦り切れた感じや映像にカビ臭ささを出して“グラインドハウス・ムービー”の味を再現しているが面白かったな。グラインドハウスとは、低予算のB級映画を2、3本立てで上映する劇場のこと。今時のシネコンではもう、本物のグラインドハウス・ムービーは見ることができないでしょうね。子どもの頃に見た映画の記憶って感じでした。レトロっぽくって、それはそれで良かったな。

「フィルムの1巻を紛失しました」というテロップが出てきて、その後に映し出されるシーンがまったく違う展開になるところは、いかにも「グラインドハウス」で大ウケ。

ストーリーそのものは、ゾンビ映画スプラッター・ホラー、かな。
あんまりホラーは得意じゃないので、途中、見なきゃ良かったと思いそうになりかけました。

あと、何かを食べながら見ることができる映画でもありません。
かなり、かーなーりー映像がエグイ。
でも、笑える。
ここまでやられたら、最後には笑うしかないって感じ。

英語もシモネタ満載って感じ。
SiCKO」を見た時もなんだけど、どうも「Sicko」か「Sit」に聞こえてしまって(どっちもどっちなんだが)後で、そうか、そういうことだったのか、と、時差のある理解をしてしまいました。(字幕は見てるから、ストーリーそのものは理解していたのだけどね。)


1回見たらお腹いっぱいですわ。
映画館やDVDでもう一度見たいなんて、絶対思いません。
でも、面白い映画です。
だけど、万人にはオススメしません。
タランティーノが好きなら大丈夫です、多分。

個人的に、私が男性だったとして
タランティーノくらいレンタルしとかなきゃ
なんていう彼女がいたら、ひきます(苦笑)