one more for the road

この時期は、いつもならLatin Jazzへと向かう頃なんだけど、私にしては珍しくしっとりとトゥーツ・シールマンス&フレンズの「one more for the road」を聴いております。

これはトゥーツのソロじゃなくって、9人のヴォーカリストと共演しているアルバムです。ハーモニカに興味ないよって人は、ジャズ・ヴォーカルだけでも楽しめるという一品です。

あんまりスタンダードには詳しくないんだけど、ハロルド・アーレンというアメリカではとっても有名なポピュラー作曲家の楽曲ばかりが収録されているらしい。私は「虹の彼方に(Over the Rainbow)」しか知らんかった。。

夜に聴くのが気分ですね。
聴いてると、まったりとした気持ちになってまいります。
聞き耳立ててハーモニカを聴かなきゃ、みたいな気分にはならないのが良いです。
やっぱりハーモニカなんぞやってると、曲の途中でハーモニカの音が聞こえたりすると耳がピピッと立ってしまって、リラックスできなかったりするんですけど、これは別だなぁ。トゥーツのメロウなハーモニカの調べは歌を邪魔しないけど、あったかい感じがして、ちゅるんって耳から入って脳の中でとける感じ。

真夜中の、眠る前にですね、ぼーんやりと聴いて、ぽわんとしたところでお休みぃzzzってしたいので、お昼間には聴きません。

それにしてもこのアルバム、なかなか良いわ。
トゥーツ・シールマンスのアルバム買うならヴォーカル入りなんて邪道やと思ってましたけど、いやいやそんなことございませんことよ。