5 →Pia-no-jaC←のライブ

「お嫁さまへの道」第5話
書いてたら、あれこれ思い出して初日の話がまだ終わらない。。
なわけで、まだ初日の話。

→Pia-no-jaC←のライブの開場時間になったら、早々に会場入り。
ダンナ氏は、→Pia-no-jaC←なんて知ってるわけもなく、また、ライブそのものも初体験。前回のライブ参戦時に配られたチラシ先行で買ったチケットだったので、席は前方。

→Pia-no-jaC←を聴いたことなくても、そもそもの音楽の趣味から、多分、楽しめるに違いないと思ってました。
仕事が相当過酷な時期だったので、クラシックみたいに穏やかな音楽だったら寝てしまうと思う、と本人は言ってました。まだお互いの間に緊張感が残っていて、ホールに入って席についてしまったら、とりたてて話すこともなく、入場時に配られたチラシなんぞ見て、沈黙の時間を過ごしてしまいました。

私は目がそんなに良くないので、ライブの時はしっかり見るために眼鏡をかけます。いつも通り、開演前に眼鏡を取り出し、かけようとして「!!!」となりました。
ダンナ氏と私の眼鏡の色が同じ赤じゃないか。。
「眼鏡の色がおそろいですね」と言おうか言うまいか悩んで、言わないことにして、おそろいがバレたら恥ずかしいから、場内が明るくなる前に眼鏡を外すという荒業を(^^;
まだ、警戒モードやったんですね。

後日談ですけど、ダンナ氏もライブ中に私が赤い眼鏡をかけてたのに気付いて
「同じ赤やな。。」
と思っていたんだそうな。
こんな感じで、まったく同じ物でのおそろいではないけど、テイストが似たものを二人それぞれ持ってるってことを、この後、会うたびに見つけることになるなんて、この時の私はまだ知らない。。

ライブが始まってからも、→Pia-no-jaC←初体験、そのうえライブそのものも初体験、という人がどんな反応を見せるのかと、ライブ半分、隣のダンナ氏の観察半分ってところでした。
→Pia-no-jaC←のライブは参加型で、HIROが客席をすごーく煽るのです。
煽りに引くことなく、ちゃんとのっかっていってる姿を見て、
「ノリも良し、か。」
と、ひとりごちたのを記憶してます。

座って聴く静かな曲の時、寝息をたててるのを見て、
「あぁ、本当に疲れてるんやなぁ。」
って、しみじみしちゃったり。(起こしたりはしませんでした。)

→Pia-no-jaC←のライブを行ったことがある人はご存知のことですが、ライブの最後はお客さんも隣の人たちと両手をつなぎます。
ライブ盤のジャケット写真のコレです。

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これがあるから、嫌な人とは観に行きたくなかったのです。
6月のライブの時はワンマンが初めてだったので、どうしたら良いのか戸惑ってたら、隣のお兄さんが「いいですか?」って声をかけてくれたのを覚えてます。
さて、ダンナ氏はどんな反応を?と思ってたら、当然のように私の手を取ったのでした。
ちなみに、逆隣も男の子で、→Pia-no-jaC←初心者ではなかった(ライブ前の会話で分かってた)から、彼も何も言わないで当たり前のように私の手を取ってましたけどねw

・・手をつないでも、嫌じゃなかったな。。

心の声がポトリと落ちました。

ダンナ氏は、「初日から手をつないでしもた。。」と思ったらしい。

→Pia-no-jaC←のライブは、客席参加型ということもあって、一緒に観ている間に、何かが起こったみたいです。
ライブが終わった後、私は中之島線で帰るから、と、早々に別れてしまったのですが、
「なんか良い、かも。。。?」と。
後日談ですが、ダンナ氏も、→Pia-no-jaC←のライブを観ているうちに
「この人とは波長があう」
と思ったのだそうです。

出会いという意味では、仲人さんが作ってくれましたが、そっぽを向いてた私とダンナ氏をお互いに向い合せたのは、→Pia-no-jaC←の音楽。
という訳で、→Pia-no-jaC←には、非常に感謝しているのです。

ダンナ氏は登場しませんが、当日の→Pia-no-jaC←のライブレポは、コチラ