ふたりっ子

これまで見たドラマで一番好きなドラマは?
と尋ねられたら、迷わずふたりっ子と言えるくらい好きなNHK朝の連続テレビ小説ふたりっ子のDVDが出ていることを知って買ってきました。
DVDを見ることができるメインのTVが親に占領されていて普段はDVDを見ることができないので、両親がおでかけしている今日がチャンス!とばかりに、全部まとめて見てしまいました。

1996年10月から1997年4月まで放送されていたのですが、実は、このドラマはリアルタイムで見てないのです。アメリカに住んでいた時に、土曜の晩の日本語放送の時間帯に放送されていたのを見てました。1年くらい遅れて見てることになりますね。
ある日、何気につけたTVで南海電車が走っていくシーンが映り、釘付けになって見始めたのを覚えてます。
ヒロインが茉奈・佳奈ちゃんから岩崎ひろみ菊池麻衣子になってたのですが気にせず、しかも当地では、2話ずつ放送していて進み方も倍遅かったのですが、楽しみに見てました。

誰にでも麗子的なところと香子的なところがあると思います。
私はどちらかというと麗子タイプなのですが、麗子が香子を羨ましがるように香子の生き方にとても惹かれました。私の本名には「香」の文字があるせいか、香子にはとても親近感を覚え、自分と重ねて見ていました。
ドラマの中で銀爺が香子に向けて語るセリフは、私自身にもすごく染みいって今でもノベライズで読んだら涙が出たりします。
それと!森山さんがなんといってイイ!
ドラマのラストで、
「香子ぉ、そんなこと言わんと森山さんと一緒に暮らそうよぉ。嫌なら私が代りに。。」
と心の中でぶつぶつつぶやいてました。

3巻セットでノベライズは帰国後に買って持っていて、(今は、2冊セットの文庫がでてます)何度も読み返して、気に入った所には付箋を貼って、覚えるくらい読み込んで、それでも毎回同じところで泣いてしまいます。
そんなくらい入れ込んでいるので、DVDを見ながらどんなに泣いたか。
泣くのは感情の解放なので、4時間ぶっつづけで見たとはいえ、終わったら気持ちすっきり、でした。

150回の連続テレビ小説をたったの4時間に納めた総集編なので、個人的にもう一度見たかったシーンが入っていない、という不満が残ったりしたものの、基本的には満足です。
新しい発見も多かったし。
前からすごいゲストが出演しているとは思っていたけど、実際に見直したら、関西人にとって、とんでもなく豪華キャストだらけの連ドラでございました。

ふたりっ子」を見たことない、知らない人には分からない話になってすみません。
興味があったら、ノベライズを読むなり、DVDを見るなりしてみてください。
。。と突き放しっ

今回、これを書くにあたってウェブで検索かけてたら、こーんなサイトを発見しました。
ファンはいるよね、たくさん。