一言いってくれてたら。。

両親が何やら「大変や大変や」と言っていた。
机の上にあるメールがプリントアウトされた紙を見ると、
現在留学中の妹が一時帰国の間にパスポートを更新したいけど
その更新が年末年始の休業があるため無理らしい
と父が書き送ったのが分かった。
代理申請ができるかどうか、でもめていたらしい。
なんでそんな話、分かった時点で私に一言いってくれたら
悩まんでもすぐに解決策が分かった話やんか

と思わず言った。

私もアメリカ留学時代にパスポートをサンフランシスコの
日本領事館で更新したことがある。
日本でパスポートを取得すると、発行官庁(Authority)は
外務省(Ministry of Foreign Affairs)なのだけど、
私はサンフランシスコ日本領事館で取得したので発行官庁も当然
Consulate-general of Japan at San Francisco
になって勝手に「カッコ良い」と思ってきた。
(もう期限きれたけど)

日本に戻る前にNYに寄って、NYから戻ってくるらしいから
NYの領事館で更新手続きできたら楽なんかな、
と思ったら、住んでいる州で領事館にも管轄があるのね。
私はサンフランシスコの対岸の街に住んでいたから、
悩むことなくサンフランシスコ領事館に行くことができたんやけど、
妹はオクラホマ州にいる。
私にとって、どこやねん、そこは。。なノリである。

普段は仲の悪い姉妹なんやけど、こんな時はそんなこと言っておれんので、
いそいでアメリカまで電話をかけた。
本当にEmergencyですな。
今、妹がどういう感じで生活しているのか分からなくて
電話は直通かと思ってかけて、でてきた声も妹かな、
と日本語で「もしもし、・・?」妹に呼びかけたら
「今、・・はでかけてるよ」
と英語でお返事が。
「あ、ごめんごめん」
とそこからは私も英語に切り替え、
最初は電話をかけるように伝えて、
とは言ってみて、自分がこれから出かけるのを思い出して
メールするからメールチェックするように伝えてもらうことにした。

メールで、在外領事館のURLと日本での旅券更新は滞在期間の都合
無理であることを書いて送ってから出かけたら、
さっき家に戻ってメールチェックしたら
ヒューストンでは即日発行可能だ、と返事があった。
何はともあれ、少し安心。

それにしても、アメリカ生活の話やったら、私にも少しくらいは
こんな相談がある、くらい言ってくれよ。
確かに父も40年くらい前に留学していた人で、
普通の人よか詳しいのは知ってるけどさ。