ハモニカ・ウィークエンド 土曜編

それはそれはそれはそれは毎日仕事が過酷な状況が続いていて、ブログの更新が全然できないでおるのですが、週末ですし。
今週末は、ハーモニカ三昧な週末でした。

まずは土曜日。
今年最後のコード進行セミナー。
気づくとちょうど1年ですね。
ゆっくり、じっくり進んできたセミナーも、いよいよ曲に挑戦、
というところまでやってきました。理論を学んできて、アドリブにもちゃんと理論があってのことと分かると本当に面白い。
物心ついた頃にはピアノを習い、大学付属の音楽教室で15歳まで過ごしたので素地はあるけど、落ちこぼれだったので、音楽に理論なんかいらーん!とそこから感覚のみに頼ってきました。なので、もう一度理論に戻ると、あの感覚はこういう理論だったのか、と分かって、なんとも面白い。
理論を捨てたため遠回りしたこともあるけど、その代わり、体験や体感を養えたかな、と、思ってみたり。
アドリブなんか、作曲なんか、私にはできない、と思っていたけど、やればできる、やってみたらなんとなくできるようになってきた、
というのが今年の成果です。これからも地味に練習を積んで、楽しくアドリブできるようになりたいですね。

コード進行セミナーの後は、関学ハモソの定期演奏会へ。
ちょっと遅刻してしまって、2曲ほど聴けなかったのですが、
1曲目が「ロマンスの神様」だったと知って、かなり残念でした。
というのも、この「ロマンスの神様」は、私が現役時代、指揮者になって一番最初にアレンジして指揮をした曲だったから。
その曲を、今の現役たちはどんな風にアレンジして演奏したんだろう、と思うと、、あぁ、残念。

定期演奏会は、四回生の卒部イベントでもあるので、後半に進めば進むほど、演奏からいろんな思いが伝わってきます。今回は、PAも良い感じで、その辺りは安心して聴いてました。PAでせっかくの演奏が残念なことになることもありますからね。
微笑ましく見ていたのですが、ちょっとウルっとしてしまったのは、アルトホルン・パートの4回生二人が一緒に卒部ソロをしてる姿。
仲良く、ノリノリで演奏している姿に良いなぁ、と思いながら、うるうるきちゃったなぁ。
アルホンが一学年に男女一人ずついる、というのが私自身と同じなので、現役時代を思い出してしまった。私自身は、相方と一緒に卒部ソロするなんて気持ちはヒトカケラもなかったな。相方に至っては、メンバーを全員、舞台袖に退出させて、ピアノ演奏のみでソロしてましたしね。
今、あの当時に戻っても一緒に卒部ソロって、、ないなぁ。
もし今、相方と私が一緒に演奏することになったら、お互いがお互いに「足引っ張るな!」などと跳び蹴りを入れてそうです(^^;
(知る人しか知らない事実ですが、私の相方は大学卒業後にFIHのジャズ・ポップス部門で1位を取ってるんですね~)
ま、カラーが違いすぎるし。

今回の4回生は、入部から卒部まで一人も欠けることなく15人のまま4年間過ごしたって聞いて、それは凄いなぁ。。と、しみじみ思いました。
その仲良しが伝わってくるかのように、定期演奏会は、最後までノリノリで良い感じでした。

こうやって定期演奏会を見に行ったのは4回目。
そうか、私がOBバンドに参加するようになって来年は4年目に入るのか、と、ちょっと感慨深いものがありました。
年が明けたら、春コンの準備も始まりますもんね。
「来年の春コンは何を?」という声もあり、わずかに指揮者顔がのぞいた私。
実はもう、私の中で来年の曲は決まっています。
同志社ハモソが休部状態だから、もうハモソの一員としてステージにあがることはなかろう、でも、もう一度ハモソの一員としてステージで演奏したい、
という夢を持っていました。叶わぬ夢と思っていましたが、このブログで書いたところ、あっさりと叶ってしまいました。私の夢の一つは叶ったけど、まだまだ叶えたい夢があります。
来年はOBバンドに参加してちょうど4年目になりますので、学生であれば4回生。
ちょうど一区切りになりますので、夢以上、夢のその先にあるものを目指して動いていきたいと思っています。どの年代にまで通用するかどうか分からないけど、聴いた瞬間「おぉ!」と思う曲です。
最後の、このパラグラフに曲名のヒントが入っております。
分かる人には分かる、多分。