裸足のプレイヤー

無事にクロマチック・ハーモニカの発表会を終えました。
久しぶりに気持ち良い緊張だったなぁ。
なんでタイトルが「裸足のプレイヤー」かっていうと、裸足で演奏したから。
会場は靴を脱いで入るところでスリッパもあったけど、面倒だなーって裸足であがって、演奏の時は靴をはいても良かったのだけど、また面倒だったので裸足のまま演奏したという。。
「足は見やんといて」ですね。


自転車で会場まで走ったのはいいけど、下見をしてなかったのでうっかり迷子になってしまいました近所は近所だったので、迷子と言ってもさほどの影響はしなかったのだけど。

会場に到着したら、リハが始まってました。
皆さん、バリッバリ緊張してます!って感じ。
バンドの人たちと音を合わすのはリハと本番だけ。
Over the Rainbowのカラオケのテンポが、しっくりこないので、当日はテンポをゆっくりにしてもらうようにお願いしていたのですが、実際にバンドと合わせてみると、キーが違う???って、ちょっと焦ってしまった。(そんなことなかったんですけどね。)
なんとかサマになっているように聞こえたんで、一安心。
替え指だの半押しだの、もうどうでもええわ、
とにかく吹きやすいようにやりましょう、って決めました。
緊張が一気にゆるんで、本番前に、うとうと〜っと、きそうでした。

リハの間も出演者やお客さんが次々やってきます。
今回は、父に見に来て欲しかったのだけど社員旅行中。
母も東京へ遊びに行ってしまい、近所の友人たちも都合がつかない人ばかりで知り合いで見に来る人がいないので、お気楽にやーろおって思って
ぽわわんと座っておりました。

 ↓ 発表会前のステージです ↓

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今回は、ピアノ教室との合同なのですが、ピアノも全部セッション型。
トップバッターは、小学生で今回最年少の女の子。
曲が私とかぶっていたのですけど、ピアノだったので、また違った感じになったので、かぶった感はありませんでした。
やっぱり生演奏って良いですね。
発表会ってのもあって、皆の意気込みが伝わってきます。
とっても良い感じ。
ピアノ教室の人たちは、小学生から大人まで年齢層が広いのだけど、クロマチック・ハーモニカの人たちは、年配の人が多かったです。
先生が一番若くて、次が私ですかね。

日頃、先生と一対一のレッスンをしていると、レベルが違いすぎて自分の成長がイマイチ分からないってのがあるのですが、同じ門下の人たちの演奏を聴いて、妙に自信を持った私(どういう意味だ。。)
負けん気が強いので、似たようなレベルの人がいると競うっていうか、
負けちゃーおれんぞって思って頑張っちゃうから。

自分の出番になった時は、やっぱりドキドキしました。
緊張して口の中がカラカラになるっていう話をよく聞くけど、それはありませんでした。でも、リップクリーム塗って水分とりまくり。
潤ってなければツライものがありますんで。
演奏は、とにかく出だしの音を間違えないように心がけました。
誰もが知ってる有名な曲は、出だしをミスるとイタイです。
レバーの半押しにトライしてみたけど、やっぱり失敗しちゃったなぁ。
他にもミスったところもあるけど、大きなダメージにはいたらず終了。
終わってバンドの人たちに「ありがとうございました」って挨拶してマイクを置いた瞬間、ホッとして自然と笑みがこぼれたのですが、きっと、一番良い表情をしていたに違いない。

今回は夢見がちなイメージで演奏したいなと思っていたのですが、
そこそこかな? 全体的に気持ちよく演奏できました。
人前に立って演奏してみると、課題も見えてくるし、欲もでますね。
次の機会はもっともっと味わいのある演奏をしたいです。
上手下手っていうんじゃなくて「おいしい、味のある」演奏が目標ですね。

一通りの発表が終わったら、最後は先生たちの演奏です。
いつもながら「スペイン」は素晴らしかったです。
私も目指せ「スペイン」だし。

次はいつか分からないけど、またやりますので、その時は見に来てねー
やっぱり自分を見に来てくれるオーディエンスがいないとさびしいな、
と思ってしまったワガママなワタクシでありました。あははー。

 ↓ 先生たちの演奏してるところ ↓

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